出発一週間前

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気が付けば早くも出発一週間前になった。

まだまだいろいろやること、やりたいことはあるし、買い出しが終わってないものもたくさんある。食べたい食べ物も、飲みたい人もいっぱいある。

でももう一週間しかない。

なんか不思議な感じ。

出発前ってトラベルブルーになると思ってた。

毎度毎度の引用で恐縮だが沢木耕太郎『旅する力』のあとがきにこんなフレーズがある。

「これは長い旅に出ようとするときに、多くの人が味わう心境であるように思える。少なくともユーラシアの旅に出る前の私はそうだった。他人に言われるまでもなく、どうしてそんな旅に出かけなくてはならないのだろう、と何度自分に問いかけたかわからない。

だが、その答えはなかった。なかったから行くのをやめようかと思ったかというとそうではなく、なかったけれど行くことにしようかと思ったのだ。なかば憂鬱な気分を抱きながら。

このユーラシアの旅の直前ばかりでなく、それ以後も長い旅に出る前にはいつもそう思うようになる。

どうしても行かなくてはならないのだろうか。別に行かなくてもいいのではないか。行かなくてもいい理由をいくつも数え上げるのだが、どれも決定的な理由ではない。そうこうしているうちに行くと決めていた日が近づいてきて、仕方なく出発するのだ。

――参ったなあ。

内心そう思ったりするが、誰を恨むでもなく、行くと決めた自分の、いわば自業自得なのだ。

しかし、ひとたび出発してしまうと、それまでの逡巡は忘れてしまい、まっしぐらに旅の中に入って行ってしまう。」

沢木さんが『一号線を北上せよ』のサイン会で出会ったインドに旅立つ女性がいざ、行く段になって行くのをやめようかなと思っているといったのにたいしてのコメントだ。

俺はかれこれ10年くらい海外を放浪したい、放浪したいと思って生きてきた。
その思いは強い時も弱い時もあったがだいたい常にそう思い続けてきた。

それが今、やっと叶わんとしている。

それだけ長い期間思い続けてきた夢の一つがいよいよ始まらんとしているときに俺は、出発を躊躇うんだと思ってた。確かにまだ一週間あるからこっから躊躇いだすのかもしれないけど一週間前の時点では躊躇いの気持ちは一切ない。ただ、まだ自分がこの夢に踏み出す実感もない。だからなんか不思議な感じ。

これから土曜日まで飲み会が続いて、来週も名古屋、京都、大阪、岡山で飲み会が続いて30日に出国する。

なんだかなんにも実感が沸かない。不思議だなー。

こんなんで、旅にすっと入っていけるんだろうか。ちょっと不安。

不安半分楽しみ半分。

出発一週間前だからまだ買い出ししてないのもあるけどバックパックに詰めてみた。

……

………

入りきらなかった。

いつも使ってるdeuterの45+10のより1サイズ大きいdeuterの55+10を用意したんだけどね。
今までは大体日本の季節に関係なく現地は暑いところばっかり行ってたから服装などが少なくて済んだ。でも今回はー10何℃から+50度まで対応しなきゃいけない。寒い時に着る服は暑いところではバックパックに詰めてなきゃいけない。その差が大きい。あとこれまでは9日程度の渡航が主だったからコンタクトレンズとか薬とかの日用品はその日数分だけ持ってけばよかったけど、それらの量がどうしても多くならざるを得ない。今まで持ってってなかったパソコンも今回は持ってくし。

ということで、沢木さんじゃないけどこれから「無限の引き算」に挑戦です。
まだ買い出しできてないものもあるんだけどね…。
広角レンズ買いたいとか言ってる場合じゃなーい!!(たぶん買うけど)