シンガポールからインドネシアのジャカルタまで船で移動するというちょっとマニアックなルートの情報です。
こういうマニアックな情報は調べてもなかなか出てこなくて絶望したりするのでここにまとめておきます。
シンガポールからジャカルタに行くにはバタム島経由かビンタン島経由の主に二通り。私はバタム島経由でジャカルタに移動したので、バタム島経由の情報がメインとなります。
バタム島経由でジャカルタに行く方法
シンガポールからバタム島へ
バタム島にフェリーターミナルは5ヶ所ありますが、ジャカルタ行きのフェリーはセクパン(Sekupang)から出ているのでセクパンに向かいます。
セクパンまではシンガポールのハーバーフロントからのフェリーで行けます。2014年4月2日現在4社が就航していて最安値はSINDO FERRY社のSGD23でした。
バタム島からジャカルタへ
Pelni Singapore officeで確認したところバタム―ジャカルタ間のフェリーチケットはペルニ社のバタムオフィスでしか買えないとのことでした。ペルニのバタムオフィスはセクパンのフェリーターミナルから少し離れたところにあるので事前に場所を調べておくことをお勧めします。タクシーを使わないでも十分歩いていける距離です。
バタムからジャカルタまでの料金はエコノミー Rp263,000。
定期便なのか不定期なのかイマイチわかりませんでした。 スケジュールはPelni社のウェブサイトから調べることが可能なのでそちらで確認してください。
ペルニ社のオフィスにはATMはなかったので事前にインドネシアルピアを確保しておきましょう(事前に下ろし損ねた場合はオフィスから坂を少し登ったところに病院がありそこにATMがあります)。
ジャカルタ行のフェリー乗り場はシンガポールからのフェリーと少し離れたところにある巨大な掘っ立て小屋のような建物です。
道路を挟んで反対側に食堂兼食料品店が数件あります。また、フェリー乗り場内外でも飲み物や食べ物は買えます。
セクパンからジャカルタまでの乗船時間はおよそ28時間。出発到着ともに数時間単位で遅れることも多いので気をつけましょう。
なお、ペルニ社のフェリーは3食食事が出ます。
客室はこんな感じで一人1枚のマットレスが与えられます。
ジャカルタのフェリーターミナルから市内へ
到着するジャカルタのフェリーターミナルはタンジュン・プリオ(Tanjung Priok)です。
ジャカルタ到着が遅れると公共交通機関に乗れなくなる(バスは22時まで)のでタクシーもしくはバイクタクシーで中心部に移動しなければなりません。
私の時も到着が遅れ手しまったのでバイクタクシーを利用しました。
ジャカルタの安宿街ジャラン・ジャクサまでのバイクタクシー代はRp.60,000でした。駐在している知人いわくタクシーはブルーバード社が一番信頼できるとのことです。タクシーを利用する際はブルーバード社を探しましょう。
ジャカルタ行きフェリー内のショップ
飲み物、お菓子、軽食などがあるが値段は高めです。食事はチケット代に含まれているので間食などは乗船前に買っておいた方がいいでしょう。
ショップで販売されている価格の例
- インスタントコーヒー Rp.5,000
- クラッカー Rp.15,000
- コーラ(缶250ml) Rp.15,000
ビンタン島経由でジャカルタに行く方法
これまで紹介したのはバタム島経由の移動方法でしたが、ここからはビンタン島経由について解説します。
一番注しなければいけないのは、シンガポールからのフェリーが到着するターミナルとジャカルタへのフェリーが発着するターミナル(Kijang)が異なる点です。 両ターミナル間は約35km離れています。
島内の公共交通機関はないそうなのでタクシーで移動する必要があります。
この情報源は、ジャカルタからシンガポールにビンタン島経由で渡った知り合いの旅行者です。私は彼にクアラルンプールで会ったので、私がシンガポールからジャカルタに渡ったのとそれほど時間に差はありません。
その旅行者のブログエントリーはこちら
参考情報
Pelni社HP:http://www.pelni.co.id/
Pelni Singapore office
52 Teluk Blangah Road #02-03 City Port Cebtene, Singapore
情報は2014年4月2日現在
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