最近kindle端末の種類が増えたこともありどれを買ったらいいか悩む人が出てきたようですね。初めて私がKindle端末を買ったころはPaperwhiteかFireタブレットかの選択肢しかなかったことを考えると贅沢な悩みです。
幾度か新機種の導入廃止を繰り返して2021年9月時点では5種類のモデルに落ち着いています。
その中でどれを買えばいいのかお悩みの方が多いのでしょうが、結論を先に申し上げますと、私のオススメはkindle Paperwhiteシグニチャーエディションです。
今回はなぜこのモデルがオススメなのかを他の機種と比較しながら説明していきますね。
Kindle(キンドル)端末は現在5種類
2021年9月現在、kindleの本体は5種類あります。
簡単にスペックを比較すると
となります。
ざっくり分類すると、
- スペックは低いけど安い入門機→Kindle
- バランスが取れた万能機→Kindle Paperwhite
- 大容量・ワイヤレス充電対応機→Kindle Paperwhiteシグニチャー エディション
- ハイスペックな高級機→Kindle Oasis
- お子様向け→Kindle Paperwhiteキッズモデル
みたいな感じですかね。
それぞれ具体的に見ていきましょう。
Kindle:スペックが低いけど安い入門機
Kindleはとにかく安さが魅力な入門モデル。電子書籍端末を買ってみたいけどあまりお金は使いたくない人向けですね。
ただ、容量が少ないのでマンガや雑誌など固定レイアウトの本をたくさん入れるには不向きです。
廉価モデルということで、上位機種と比べて
- 解像度が低い
- 画面が暗い
- 容量が8GBのみ
- 防水機能が無い
- 充電端子がmicro USB
点がマイナスポイント。
値段が安いので最初にお試しで買うのによさそうですが、それならスマホにKindleアプリ入れて電子書籍読めばいいんじゃないの?ってぶっちゃけ思います。
Kindle Paperwhite:バランスが取れた万能機
無印Kindleと比べると、
- 画面が明るく(フロントライトがLED4個→17個)
- 解像度が高く(167ppi→300ppi)
- 防水機能が追加
- 充電端子がUSB Type-C
と全体的にパワーアップ!
電子書籍端末という意味での不満点は特にないのですが、雑誌やムックなどレイアウトが固定されている本やカラーの本を読むのに不向きということですね。
そもそも固定レイアウトが電子書籍と相性よくないので、これは上位機種のKindle Oasisを買っても不満点として残ると思います。
Fire HD10タブレット(https://t.co/P12UwKHzrN)買ってからFire HD8全く使わなくなった。電子書籍読むにはPaperwhite(https://t.co/Hd0WZ1yckq)の方が便利だけど雑誌とか固定レイアウトの本、カラーの本を読むにはタブレットもあった方がいい。その用途だと7インチ8インチじゃちょっとサイズ不足。
— 三矢英人 (@hideto328) February 29, 2020
あとはページ切り替えの時に独特の挙動をするのですが(ちょっと文字では説明しづらい)これは慣れます。あと多分他の端末にしても挙動は変わらないと思う。
Kindle Paperwhiteシグニチャーエディション:大容量・ワイヤレス充電対応機
はい、これが一番お勧めのKindle端末Kindle Paperwhiteシグニチャーエディションです。
2021年10月からワイヤレス充電対応のシグニチャーエディションがKindleのラインナップに加わりPaperwhiteが2種類になってちょっとわかりづらくなりました。
無印Paperwhiteとシグニチャーエディションの違いは
- ワイヤレス充電の可否
- 容量(8GBか32GBか)
- 明るさ自動調節機能
の3点。
これまでは無印Paperwhite内で容量を8GBか32GBか選択できたのが、できなくなりました。
ただ広告無し8GBとシグニチャーエディションで差額が3,000円なのでシグニチャー購入でいいと思います(これまでも8GBと32GBの差額は2,000円だったのでプラス1,000円で高機能になるならありでしょう!)。
Kindle Oasis:ハイスペックな高級機
Kindle Oasisは今売られている中で最高スペックな電子書籍端末です。
Kindle Paperwhiteと比べると、
- ディスプレイサイズが大きく(6インチ→7インチ)
- 画面がさらに明るく(フロントライトがLED5個から25個に)
- 色調調整ライト追加
- 明るさ自動調整機能追加
- 人間工学的デザイン
- 自動画面回転機能追加
- ページ送りボタンが追加
容量、解像度や防水機能はPaperwhiteと変わりませんが、他の機能が大幅パワーアップ。
個人的には持ちやすい人間工学的デザイン、ページ送りボタンが気になりますね。
kindleって椅子やソファに座って読む分には問題ないんですが夜ベッドで寝そべりながら読むにはちょっと持ちづらいんですよね。そしてページ送りも画面のタップする場所で先に進むか戻るか決まるので、寝ながら読むのはちょっと大変なんです。
でもこのOasisのデザインは寝そべりながら片手で持つのにも持ちやすそうなデザインだし、ボタンでページ送りできるのでその点すごい便利そう。
でも、倍の値段出す価値あるかと言われると……ですね。
それだったらPaperwhiteで差額分本買ったほうが満足度高そう。充電端子がmicro USBな点もマイナスポイントです。
接続方法は「WiFiのみ」でOK
Oasisは接続方法を2種類から選ぶことができます。
- WiFi
- WiFi+無料4G
これ何かというと、無料4Gモデルにするとドコモ回線でネットにつないでいつでもどこでも電子書籍が買えてダウンロードできますよってことなんですが、正直いらないです。
考えてみてください、外で突然どうしても今まさにこの瞬間に『深夜特急3―インド・ネパール―』を買ってダウンロードして「雨が私を眠らせる」を読み始めたい!もう1秒も待てないってことありませんよね?別に後で買えばいいですよね?
仮にそんなシチュエーションに遭遇したとしても、公衆WiFiでも繋がればいいわけで、コンビニとかマックとかスタバとか行けばいいですし、その気になればスマホでテザリングすればいいだけなんですよ。
ちなみにKindle端末にはインターネットブラウザがついていてWiFi環境や無料4G環境下でインターネットサーフィンもできるにはできるのですが、電子ペーパーという端末の性質上ネットサーフィンには非常に不向きなのでそういう意味でも4Gは要らないと思います。
まあ買いたい人は買えばいいと思うけど、6,000円の価値はないと思うなぁ…。
機種を選んだ次に決める2つのこと
ということでKindle端末何買うかで悩んだらPaperwhiteシグニチャーエディションが一番お勧めなのですが、それ以外のKindleを購入する際は選択しなければならない項目がいくつかあります。
ここではその点について解説していきます。
広告は「なし」推奨
Kindle端末は安いけど広告が表示される「広告あり」モデルと高いけど広告が表示されない「広告なし」モデルがあります。
広告は、
- スリーブ解除時
- ホーム画面下に常時
に表示されます。
予算次第、と言えばそれまでなんですが、何年か使う端末で毎度毎度広告表示されるの結構ウザいので少し高くはなりますが、「広告なし」のモデルを買いましょう。
容量は「32GB」がおすすめ
Kindle Paperwhite、Kindle Oasisには8GBモデルと32GBモデルの2つの容量から選べます(Paperwhiteの場合はシグニチャーエディションを選択すると32GBになります)。その差は4倍。Kindle端末はマイクロSDカードで容量追加とかできないので最初に買った容量でやりくりする必要があります。
じゃあ、この8GBと32GBで何がどれくらい入るのかって話ですよね。ちょっとまとめてみます。
小説 | 漫画 | |
---|---|---|
8GB | 数千冊 | 約130冊 |
32GB | 数万冊 | 約650冊 |
どっちを選ぶかは人次第ですが、僕のおすすめは32GBモデルです。
実際僕は32GBモデルを使っています。僕はそんなに漫画を買う方ではありませんが、今(2020年4月時点)数えてみたところマンガが118冊入っています(いつの間に?!)。
Kindleって漫画に結構力を入れていて、お試しに3巻まで無料みたいなことをよくやっているので、いつの間にか増えているんですよね。
また、kindleはマンガのまとめ買いセールをよくやっていて、値段も安いのでめちゃくちゃ読むってわけじゃないけど人並みにはマンガ読むよって人は32GBモデルにしておいた方が無難です。
またPDFファイルも入れられるのですが、自分で自炊した本などPDFファイルは容量を食います。
kindleでマンガを読むかどうかはさておき、たった2,000~3,000円で容量が4倍になるのでここは32GBモデルを買った方がいいでしょう。
kindleで買えるオススメマンガについては「kindleで買える!ガチでオススメなマンガまとめ」の記事でまとめています。
まとめ:悩んだら「Paperwhiteシグニチャーエディション(32GB)」モデルにしましょう!
ここまでをまとめると、
- とりあえず試してみたい→Kindle
- 迷ったらとにかくおすすめ→Kindle Paperwhiteシグニチャー エディション
って感じです。
僕のおすすめはあくまでKindle Paperwhiteシグニチャーエディションですので決められない方はこちらをどうぞ。
ついでに買っておきたいおすすめアイテム
Kindle端末を買うなら液晶保護フィルムだけは絶対張っておいたほうがいいです。
Kindleの液晶のライトは直接目を照らさない「フロントライト方式」なのですが、液晶ディスプレイに傷がつくとこのライトが液晶で乱反射して非常に見づらくなります。
最初に買ったKindleの液晶に傷がついたときはショックでしたね。明るさを上げれば上げるほど見づらくなります。
そう、Kindleだけど液晶傷つくとライトの関係でめちゃくちゃ見づらくなるので注意が必要ですよ。二ヶ所傷つけてかなり見づらい。
— 三矢英人 (@hideto328) April 28, 2013
そのため液晶保護フィルムは絶対に貼っておいたほうがいいです。絶対に。
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プライム会員については次の記事でまとめていますので気になった方はこちらの記事もぜひどうぞ。
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