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緊急提言!今こそモーリタニアを!そしてさらに南の西アフリカを目指そう

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突然ですが、モーリタニアを目指しましょう、モロッコから。今です。今しかありません。

どうも三矢(@hideto328)です。

今日はなぜ今モーリタニアなのかという理由とモーリタニア以南、いわゆる西アフリカの魅力や見どころについて紹介します

なぜ今モーリタニアなのか?

結論から言うとビザ代がメチャクチャ安くなりました国境で取得するアライバルビザが€55に値下がりしたそうです。もう嫉妬するレベルです。

これが少し前までは€120、モロッコの首都ラバトにあるモーリタニア大使館で取得すると1,450DH(約€145)です。

僕は昨年の4月ラバトの大使館で1,450DHもの大金を支払って取得しました。その時の情報はこちら。

ラバト(モロッコ)で取るモーリタニアビザ(2016年4月取得)
2016年4月モロッコ(Morocco)のラバト(Rabat)でモーリタニア(Mauritania)ビザを取得したのでその情報です。 ...

実はモーリタニアのビザは恐ろしいほどの勢いで値上がりしていました。2015年の8月までは340DH(€34)だったのが一気に1,000DH(€100)まで値上がりし、僕が申請した2016年の4月には1,450DHに!わずか一年で4倍以上に値上がりしていたのです(なおこの時も国境アライバルビザは€120)。

そのビザがいつの間にやら€55で取れるようになっている。ざっくり1/3ですよ。しかしモーリタニアという国のことですからいつまた値上がりするかはわかりません。

また夏に向かって気温がメチャクチャ高くなります。モーリタニアは国土の7割が砂漠化しているとも言われている国です(すみません正確な数字はうろ覚えです)。僕が訪問した5月の時点でサハラの砂丘が眺められる街シンゲッティでは日中の気温が50℃近くに達していました。涼しいうちに行くのがベストです。

そして今からモーリタニアを目指せばギリギリ雨季に被らずに西アフリカを抜けられるのではないでしょうか(ダカール沈没したらダメですがそれはそれで仕方がありません)。

僕がモーリタニア入りしたのが5月の頭、そしてダカールで1か月くらい沈没しているうちに雨季に突入したので、7月くらいが雨季の入口でしょうか。雨季に入るまでに西アフリカの給水塔ギニアさえ抜けられれば結構いい時期なのではないでしょうか。雨季のギニアはマジでヤバいですが。

ビザ代変更のソースはフェイスブックにある非公開グループ「西アフリカビザ情報」への投稿です。2017年1月19日時点の情報です。

モーリタニアの魅力

なぜ今モーリタニアなのかについては理解いただけたと思います。しかしあなたはきっとこう思っているでしょう。

「とはいえモーリタニアなんか行って何があるんや」

と。

そのためここからはモーリタニアの魅力について語ります。

魅力1:世界最長とも言われるモーリタニア鉄道がヤバい

モーリア鉄道貨車内

モーリタニア経済のかなりの部分を鉄鉱石が占めています。そして、内陸部で産出される鉄鉱石を他国へ輸出するために海岸線に運ぶ必要があります。

その重役を担っているのがモーリタニア鉄道。この鉄道は世界最長とも言われており(実際最長かどうかは怪しいらしいですがそれでもとんでもない長さです)全長なんと3km!客車は1両なのですがその貨車に無料で乗ることができます(一説によると違法らしいですが現地人も旅行者も沢山乗っています)。

その鉄道のワイルドさや車窓を流れる景色が異次元すぎて、そんじょそこらじゃ楽しめなくなっているあなたにはたまらないと思います。

なお、西サハラからの南下組はいいですが、南からの北上組は鉄鉱石を積んだ貨車に乗り込む必要があるため砂鉄の嵐や、直接あたる風など南下組より相当しんどいようなので注意が必要です。まあモロッコから南下するなら無問題。

モーリタニア鉄道乗車レポートはこちら(僕が外部に寄稿した記事です)。

参考 冒険好きにはたまらん…!世界最長のモーリタニア鉄道に乗ってみた※貨車に

魅力2:モロッコ、チュニジアにも劣らないサハラ砂漠の砂丘がヤバい

サハラ砂漠って聞くと多くの人がモロッコをイメージすると思います。実際モロッコの砂丘は綺麗です。でもチュニジア1と言われるクサール・ギレン、モロッコのメルズーガ、モーリタニアのシンゲッティ、3か所訪れた経験のある僕に言わせてもらうとどれも違った魅力があって最高です。

モロッコも、チュニジアもラクダに乗ったキャメルサファリで綺麗な砂丘を目指しますが(ラクダに乗らないでもある程度の砂丘は見れるがイマイチ)、シンゲッティの砂漠はラクダに乗らずに行く中でベストでしたね。

ラクダに乗らないで行く中でもベストだしラクダに乗っていったのと比べても少し劣るくらい。もちろんシンゲッティの町からキャメルサファリも組めます(ただモロッコなどと比べると割高)。

街からこんなに近くてこんなにきれいな砂丘があるなんてことある!?と思いました。

魅力3:洗練されたお茶作法、ミントティーがヤバい

ミントティーといえば北アフリカ名物ですよね。モロッコもチュニジアもそれぞれ独自のこだわりがあるのですが、モーリタニアのこだわり方は尋常じゃないです。

日本の茶道のように細かい作法が決まっているようで、急須からグラスに注いだり、グラスから急須に戻したりを幾度となく繰り返します。その手際のよさたるや。

お茶の苦さ、砂糖の甘さ、ミントの爽やかさなどが渾然一体としており、いただくお茶も美味しくて楽しめます。

魅力4:人々のおもてなしがヤバい

これは僕だけかもしれませんが、モーリタニア人のおもてなしにやられました。ほとんどの日本人にとってモーリタニア以南は未知の領域。そして確たる情報もなくなんとなくなイメージで「怖い」と思っていると思うんです。でもモーリタニアは全然違いました。

モーリタニア鉄道の中では貨車内でどう過ごしたらいいか教えてくれたり、お茶を淹れくれたり(貨車内でわざわざ火を起こしてお茶を淹れている)、市場に行ったらちょっとお茶飲んでけと誘ってくれたり。言葉はあまり通じないのですがとにかく歓迎されているという雰囲気が伝わってきました。商売っ気があまりないのもそう感じた理由の一つです。

魅力5:実は移動がヤバい

西アフリカを敬遠する理由の一つに移動がしんどいというのがあるのですが、モーリタニアは以外にも移動は結構楽でした。モーリタニア鉄道は旅情と引き換えに結構しんどいのですが、そこからさらに少し移動した先のアタール(Atar)以南は拍子抜けするほど簡単でした。

一人一席ちゃんと手配されているトヨタのハイエース。ここまで信頼感のあるフレーズは他にあるまい。

乗り合いタクシー乗り場まで行くのが(もしくは着いてから宿に行くまでが)しんどいというのは若干ありましたが基本的な移動はそこまでハードではありませんでした。

モーリタニアのさらに先、西アフリカの魅力

モーリタニアに足を踏み入れたならばさらに南を目指しましょう。モーリタニア―セネガルの主要な国境であるロッソ国境だけ少し面倒くさいところですが、そこさえ乗り越えたらあとは結構イージーモードです。

セネガル

西アフリカで最も洗練されている国セネガル。実はこの国魅力満天なのです。

正直な話、セネガル以南のギニアビサウ、ギニア以降は移動がハード、インフラがショボい、腐敗した警官が多いなど旅行をオススメできない理由も増えてくるのですが、セネガルに関しては超おすすめ。

西アフリカにこんなところがあるのか!と開眼させてくれるはずです。

魅力1:料理が美味い

セネガルの国民食魚の炊き込みご飯チェブ・ジェン

これセネガルの一押しポイントですね。ほとんどの日本人が知らないと思いますが、セネガル料理はメチャクチャ美味しいのです。

まず、基本的に主食は米、ご飯です。このご飯を魚や肉と炊き込んだり、白米に各種ソースをかけて食べる料理が中心です。

チェブ・ジェン、チェブ・ヤップ、ヤッサ・プレ、スープ・カンジャなど僕が愛してやまない料理が沢山あります。そしてそれらを屋台や市場なら100~200円で食べることができるのです。

魅力2:最高の沈没宿「和心」がある

和心の親子丼

ステマっぽいですけど(笑)ステマじゃなくて絶賛お勧めです。

ダカールに日本人経営の日本人宿があるなんて!セネガルは宿代が高いのがネックでそれはここ和心も同じなのですが、なんといっても居心地が最高です。またバックパッカー基準では少し高いと感じるはずですが、和食が食べられます。

そもそも和心さんは日本食堂として事業を行っていて、その余っている部屋でゲストハウスもやっているという感じです。宿泊客は割引価格で和食が食べられるのです。しかも結構注文聞いてくれます(例えば「三矢さん、今日○○と××どっちがいいですか?」とか)。日本人が作る日本食最高かよ!

僕一人が絶賛しているだけじゃ信憑性ないと思いますが、僕のツイッターのフォロワーさんも1~2泊してきますと言ったまま一か月くらい沈没していました笑。その位居心地がいい宿なので本当におすすめです。

実際モロッコ、西サハラ、モーリタニア、セネガルと移動してきて最後にダカールの和心さんで癒されてヨーロッパや東アフリカに飛ぶっていうのかなりアリだと思います。

和心さんについてはこちらの記事を参考にしてください。

【 セネガル】沈没注意!ダカールの日本人宿「和心(Wagokoro)」
セネガルのダカール(Dakar)で泊まった日本人宿の紹介です。 和心(Wagokoro) 宿泊日 2016年5月29日~?日(??...
【セネガル】ここは日本か!ダカールの日本食堂「和心」の和食が美味すぎて辛い
どうも!三矢(@hideto328)です。 最近Twitterで色んな人から今お前どこにいるんやって聞かれました。 @hideto328...

魅力3:在セネガル日本大使館の図書館が凄い

これは長期旅行者くらいしか魅力に感じないと思いますが、セネガルの日本大使館には図書館があってそこの蔵書数が凄いんです。しかも無料で貸し出ししてくれます

日本人宿に沈没しながら日本語の本を読む、なんて贅沢だ(日本でやれ)。日本でやれというのは正論なんですけど、海外ではなかなか難しいんですよね。

魅力4:サン・ルイ島が好き

サン・ルイで泊まった宿の屋上からの景色

好きってメチャクチャ主観的な話ですけど。

モーリタニアの首都ヌアクショットとセネガルの首都ダカールのちょうど中間くらいにサン・ルイという島があります。ここはフランスのアフリカにおける最初の植民地であり、フレンチ・コロニアル様式の建物が今も多数残っていることから世界遺産にも登録されています。

とはいえ、世界遺産というオシャレで格式ばった感じはほぼ皆無。

19世紀?から時間が流れていないようなのんびりした街並みと、ビーチ、活気のある漁村が入り混じった不思議で魅力のある街です。

僕はセネガルは、サン・ルイ、ダカール、トゥバクタと3ヶ所泊まりましたが街の雰囲気はサン・ルイが圧倒的に好きです。

ガンビア以南

ガンビア以南は行く人グンと減ると思うのでざっくりと本当におすすめしたい国とエリアだけ。

ガンビア

ガンビアは西以外の三方をセネガルに囲まれた不思議な国。ここは西アフリカでもマイナーなイギリスの元植民地。そのため英語が通じます。セネガルと人種はほとんど同じなのに宗主国が違うので何かが色々違う。その違いを確かめに行くために行くのもありかも。国境で簡単にアライバルビザが取得できます

首都バンジュールと首都近くの港町バカウだけ滞在してセネガルのジガンショールに抜けていく旅行者が多いガンビアですが、僕のオススメは中部のジャンジャンブレという街。

特に何もないけど川があってのんびりしていて物価が安い。世界遺産に登録されているワッスのストーンサークルもすぐ近く。この街は旧名ジョージタウン。ここも奴隷貿易の拠点になった街で当時奴隷が収容されてた館の廃墟とか牢獄が残っています。

朝早くバカウを出たらワッスのストーンサークルを途中で見学しても夕方までにはたどり着けます(ファラフェニ経由)。バンジュールに行かないならカオラックからファラフェニ経由してセネガルからも行ける。セネガルのジガンショールへもソマ経由で行けます。

ジガンショールからはダカールまで定期船が出ているのでダカール→ガンビア→セネガルカザマンス地方→ダカールというルートでダカールに戻ることもできます。

ブルキナファソ

バンフォラ郊外のシンドゥー・ピーク

ブルキナファソなら西部のバンフォラという街がオススメ。カバがいるテングレラ湖、カリフィグエラの滝(乾季は天然プールで泳げる)、奇岩群ファベドゥグのドーム、シンドゥーピークなど見どころが盛り沢山です。

個人的にはマリでしか見られないと思い込んでいた泥のモスクを見ることができた第2の都市ボボ・デュラッソはありがたかった。ガーナ国境近くのティエベレにある幾何学模様集落も素晴らしいです。時期と情勢とタイミングが合えば北部サヘル地域、特にゴロム・ゴロムに行ってみたかった。

トーゴ

バタマリバ人の土地クタマクのタキエンタ

トーゴはやっぱりバタマリバ人の土地クタマクですね。侵入者からの防衛も兼ねた住居タキエンタのフォルムがたまりません。中部の町カラから日帰りで行けます。バイク代ガイド代などお金はかかりますが西アフリカ全体を見てもイチオシ。

あとトーゴは首都であるロメの雰囲気がいいですね。ビーチサイドでのんびりしていて。ただこのビーチひったくり多発地帯なので注意です。特に夜。昼間もあまり油断しないのが◎です。

ベナン

ベナンは行きたい街が沢山あったのですが、ブードゥー教の聖地ウィダーという街に行く途中で乗っていた乗り合いタクシーが信号待ち中にカマを掘られ以後宿で安静にしていたためあまり色々行けませんでした。

しかし、前述のウィダー、首都ポルトノボ、古都アボメー、水上集落ガンビエと西アフリカでも比較的見どころの多い国だと思います。

まとめ

これまで世界一周旅行者のアフリカって、一部の人が東側を縦断する以外はほとんど、エジプトとモロッコ、もしくはそのいずれかのみ、って感じだったと思います。

今モーリタニアビザが安いうちにモロッコ→セネガルルートを旅行してみませんか?

モロッコからどこかに飛ぶのとセネガルからどこかに飛ぶの料金はそうメチャクチャは違わないはず(調べていないので適当ですスミマセン)。少なくともセネガルから旧宗主国のパリはそこまで高くなかったはずです。ガンビアから旧宗主国のイギリスも比較的安く飛べます。

エジプトもモロッコもアフリカ大陸にありますが、アラブ圏です。ここにセネガルやガンビアを加えるとアフリカ体験がより豊かになると思うのです。

今回なんでこんなことを書いているのかというと、今朝前述のFacebookグループ「西アフリカビザ情報」を久しぶりに見ていたら当時の感覚が蘇ってきたんですね。

3年近く旅行していると、ちょっとやそっとじゃ驚かなくなってくるんですよ。でも西アフリカは違った。

人も、食事も、移動も、見どころもどれもこれまでのアジア、ヨーロッパとは違った。そして、情報が少ない中現地で新たな情報を仕入れ、その真偽を自ら判断して進んでいく。

そういうことってこれだけインターネットが発展した現在では逆に難しいんですよ。半年前の情報は変わっていて当たり前。そんな西アフリカの刺激溢れる日々が今思い返してみるとすごく懐かしくて、心地よくて、楽しくて…。

途中でも述べましたがセネガルより南は余程意欲のある人以外はあまりお勧めしません。まあ普通に旅行できますが、しんどい面も多いし、ビザも高いし興味がなくて行くのでは得るものが少ないかなと。行きたい人なら楽しめると思います。そこら辺はセネガルまで行く途中で会う合わないを判断したらいいと思うのです。

ただ、ビザ代が安くなったモーリタニア、ノービザで入国できるセネガル(、比較的ビザ代が安いガンビア)辺りまでなら結構誰でも楽しめるエリアだと思います。

ということでもっともっと西アフリカを知ってもらいたい、と思ってのエントリーでした。

みんなもっと西アフリカを楽しもうぜ!

なお、治安悪いんでしょ?とお思いかもしれませんが一般治安は案外いいです。これは僕が途中全ての大使館によって確認しました。ただ、カメラは鞄にしまう、夜暗くなってからは出歩かないなど最低限の注意を払ってのことですが。基本的に人はいいですし、普通に観光はできます。