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結局ネット銀行はどこに口座を作るのがいいのか?おすすめのネットバンクを紹介します

資産運用・金融商品
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銀行、どこ使ってますか?

長期旅行から帰ってきた昨年、ネット銀行でいくつか口座を開設しました。そしていろいろ使い比べてみた結果、ある程度知見が溜まってきたので記事にしました。

今現在、私が口座を持ってるネット銀行は、

の4つです。

そしてそれらを使い比べた結果、住信SBIネット銀行ソニー銀行が飛びぬけて利便性が高い!というところで落ち着きました。

ここではネット銀行を4行比較し、そのなかでおすすめのネット銀行とその理由を解説していきます。

そもそも今銀行に求めるものって、何?

で、良い銀行・悪い銀行を考えるにあたって、そもそも何を基準に良い悪いを判断するかって話なんですが、日本で個人が生活するために使う上で重要なのって、

ATM手数料・他行振込手数料無料回数が多い>>>>>預金金利が高い

じゃないですか。

今の水準だとどんなに金利高くてもATMの手数料一発で吹っ飛ぶわけだから。

そもそもメガバンクがネット銀行と比べて劣っているのってATM利用手数料とか振り込みの手数料とかの高さなわけで。

これがちょっと前までだったら預金金利の高さもネット銀行の大きな強みだったと思うんですが、今の金利水準だと結局どこもどんぐりの背比べですからね。

まああと他はアプリの使い勝手がいいとか、証券会社と連携していてスムーズに資金移動できたり、様々な恩恵が受けられたりとかあるけど。

ということでATM手数料無料回数と他行振込手数料無料回数を簡単に増やすことができるかで、今回は良し悪しを判断することにします。

結局月最大〇回無料とか書いてあっても条件が厳しかったら実質的に意味ないですから。

住信SBIネット銀行のいいところ・悪いところ

今現在、私がメインバンクとして使っているのが住信SBIネット銀行です。

ここは各種手数料の無料回数の最大も他行と比べて多いですし、無料回数を増やすのも比較的簡単にできます。

無料回数は下図のようにスマートプログラムのランクで決まるのですが、まず口座開設当月から6ヵ月までは預入金額や取引内容にかかわらず「ランク2」になります。

住信SBIネット銀行手数料

そのため口座開設から半年間はATM利用手数料が5回、他行振込手数料が3回無料になります。

さて、スマプロランクの判定は預金残高、各種サービスの利用状況で決まります。例えば月末時点で預金残高が30万円以上あるとランク2、300万円以上あるとランク3など。

各種サービスの利用状況で簡単なところだと、

  • 月末時点で外貨預金の残高がある
  • 月末時点でSBIハイブリッド預金の残高がある
  • 給与・賞与・年金の月内受け取りがある

あたりですね。商品・サービスを2つ利用するとランク2、3つ以上利用するとランク3になります。

ランク2くらいの無料回数(ATM利用5回無料、振込手数料3回無料)があれば日常生活に支障ないと思います。

ランク2になるのは簡単で、たとえ預金残高が少なくても、外貨預金残高やハイブリッド預金残高があればいい。これらは残高がありさえすれば少額でもいいので、1USドル外貨預金口座に入れて、ハイブリッド預金に数十円とか、そんなのでもランク2になります。

めちゃくちゃ条件緩いです。

SBIハイブリッド預金は、SBI 証券と連携した円預金で証券口座での株や投信の買い付けに利用できる預金です。仕組み預金と違ってリスクはほとんどありません。

あと30歳未満は他の条件に関係なく必ずランク2になります。

加えてミライノ カード GOLDなどの特定のクレジットカードやデビットカードに入会し住信SBIネット銀行を引落口座に設定するとそれだけで2ランクアップするので、最高のランク4も簡単に狙えます。

実際に使ったこれまでのところ住信SBIネット銀行の悪いところはあまり見当たりませんね。しいて挙げるならセキュリティが強固すぎてログインの度にスマート認証アプリを立ち上げるのが面倒といったところでしょうか…。

スマート認証アプリは設定しなければ面倒ではありませんが、設定しておいた方がいいでしょう。
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ソニー銀行のいいところ・わるいところ

ソニー銀行は海外旅行に出る前から口座を持っていた唯一のネット銀行なんですけど、口座開設直後のデフォルトでATM利用手数料4回無料、他行振込手数料1回無料が付いています。

太っ腹!

さらにSony Bank WALLETというVISAデビット機能付きのキャッシュカードに申し込むとそれだけで他行振込手数料が2回無料になります。

Sony Bank WALLETは11の通貨に対応していて、海外で買い物などをするときに利用するとソニー銀行にある円または当該外貨口座から即時引き落としできたり、海外のATMで外貨預金口座から直接引き出せたりするので海外旅行をよくする人にはかなり便利なサービスです。

そして自分が調べた範囲では特に申し込むデメリットは感じなかったのでとりあえず申し込んでおけばいいと思います。

そのため、ただ口座を開いてSony Bank WALLETを申し込むだけで日常生活には十分な無料回数を手に入れることができます

ただ、ソニー銀行のわるいところとしては、無料回数を判断する優遇プログラム、Club Sのステージを上げる条件が厳しくてそれ以上の無料回数にするのは庶民には難しい点ですね。

Club Sのステージ獲得条件は預け入れ資産か取引状況によって決まるのですが、下から2番目のシルバーランクに行くには、

  • 月末の総残高 合計300万円以上
  • 外貨預金の積立購入 月間合計額3万円以上
  • 投資信託 積み立てプラン 月間合計額3万円以上

のいずれかが必要です。この中だったら外貨預金か投信の積み立てが楽かな…。

これ、ステージダウン判定は3月9月だけなので一回積み立てやってシルバーまで上げて積み立て解約って言うのを半年ごとに繰り返せば楽にシルバーランク維持できるのでは?できるんですかね?誰か教えて。

ソニー銀行はとりあえず口座開いてSony Bank WALLETに申し込めば、ATM利用手数料4回無料、他行振込手数料2回無料になるのでかなり使い勝手がいいですね。

楽天銀行のいいところ・わるいところ

楽天銀行はATM利用手数料無料最大7回/月、他行振込手数料無料3回/月なのですが、最大回数になるハードルが高めです。

楽天銀行はハッピープログラムのステージを上げることで各種無料回数が増えます。

そして、ハッピープログラムの会員ステージは「毎月25日終了時点のお預かり資産残高」、または「前月26日~毎月25日の対象商品・サービスのお取引件数」で決まります。

楽天銀行ハッピープログラム

この対象取引に該当するのは、

  • 他行からの振込
  • 他行への振込
  • ATMでの入出金
  • 給与・賞与等の受取
  • 楽天カードの引き落とし

などいろいろあります。

メインの銀行として使うならVIP(ATM手数料5回無料、他行振込手数料3回無料)くらいまで挙げたいところだと思うんですが、残高100万円以上もしくは取引20回以上なので庶民にはなかなかハードルが高いんですよね。

そもそも一番下のベーシックだとATM利用手数料無料回数も他行振込手数料無料回数も0回ですし。

なので楽天市場でよく買い物をするとか楽天プレミアムカード使ってるとかよっぽど楽天経済圏に取り込まれている人以外は他の銀行を使った方がいいと思います。

あと楽天銀行はATMでの入金も3万円未満の入金はATM利用手数料無料回数が減るので注意が必要です。3万円以上の入金は何度でも無料です。

ちなみに口座開設から3ヶ月目までは無条件でATM利用手数料が5回無料。また楽天銀行で給与・賞与を受け取ると他行振込手数料が3回無料になります。

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ジャパンネット銀行

ネット銀行についてあまり調べる前にとりあえず口座開いた銀行で、口座開いてからまったく入出金していません。

ここの特徴は、他行のように預け入れ金額や取引内容によって無料回数が増えたり減ったりするのではなく、みんな一律に、

  • 毎月最初の1回は、入金も出金も0円
  • 2回目以降は3万円以上なら何回でも無料、3万円未満は有料

となっている点です。

また、振込手数料は同行宛・他行宛の別、金額に関わらず基本的に無料回数はありません

厳密には前月の預金平均残高が3,000万円以上あると、セブン銀行、イオン銀行、三井住友銀行などで金額にかかわらずATM手数料が無料、他行宛振込手数料が月5回まで無料などの優遇があります。あります…が、まあ庶民には関係のない世界ですね…。

口座開いてから全く使っていない口座ですが、気軽に出し入れできないので貯金専用口座としてでも使おうかなと考え中です。

ネット銀行に悩んだら住信SBIとソニー銀行を開いておけばいいんじゃない?

と、いうことでですね、ネット銀行に口座開設したいけど、どこにしようか悩んでいる人はとりあえず、住信SBIネット銀行ソニー銀行に口座作っておけばいいんじゃないでしょうか。

特に住信SBIネット銀行はSBI証券と連携させてNISAとかiDeCoも使えるし、イチオシです。

楽天銀行は正直作っても作らなくてもいいかなって感じではありますが、楽天プレミアムカードなどの楽天カードや、楽天市場、楽天証券など楽天グループのサービスをよく使う人は開いておいてもいいかもしれません。

資産運用・金融商品
三矢英人

バックパッカー/トラベルライター/チェコ親善アンバサダー2018/米国公認会計士(USCPA-Inactive)

1986年神奈川県生まれ。「行きたいところに行き、見たいものを見て、食べたいものを食べ、飲みたい酒を飲む」をモットーに2013年11月から2019年4月まで無帰国長期旅行していました。

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