月額1,800円(税別)からコンタクトレンズが使えるエースコンタクトの定額制(サブスクリプション)コンタクトレンズサービス「3Cプラン」を1年間使ってみました。
ちょうどきりがいいところですので、3Cプランの特徴、メリット・デメリット、感想について書いてみます。
結論から言うと普通にコンタクトレンズ買うより割安だし、安心感が強いのでお勧めです。
定額制コンタクトレンズってなに?
普通コンタクトレンズを買うといったら、ひと箱いくらで〇か月分というような買い方をすると思います。
たとえば、2ウィークのソフトコンタクトレンズを左右ひと箱ずつ買うと3か月分です(1箱6枚入りとして)。
この場合、使い切ったらまたコンタクトレンズを売っているお店で買うことになります。
それに対して定額制コンタクトレンズはコンタクトレンズを買うというより、「コンタクトレンズを使うサービス」を買うみたいな感覚です。ちょっと分かりづらいですね。
レンズ1箱、1枚いくらでお金を払っていたのから、ひと月いくらで使い放題に代わるイメージです。
エースコンタクトの3Cプランとは?
コンタクトレンズを売っているお店はいくつかありますが、私はいまそのなかのエースコンタクトが展開している「3Cプラン」を利用しています。
使い始めたのは、母が使っていて紹介特典があったことと、お店が行きやすいところにあったという2つの理由からです。
そのため他の定額制サービスと比較検討した結果ここに決めたわけじゃないことはあらかじめご承知おきください。

エースコンタクトでは定額制コンタクトレンズサービスを2種類展開していて、違いがたぶんレンズの種類だと思います(よくわかってない)。
- メルスプラン(メニコンのレンズのみ)
- 3Cプラン(クーパービジョン、SEED、アルコンなど)
契約時に3か月分のレンズがその場でもらえて、その後3か月ごとに3か月分ずつ送られてきます(正確には75日ごとくらいのペースで送られてくる)。
定額制コンタクトレンズサービスのメリット
普通にお店に行ってコンタクトレンズを買うのと比べて定額制サービスを使うとどのようなメリット・デメリットがあるのかまとめてみます。
メリット1:視力が変わっても、レンズに傷や汚れがついても大丈夫
定額制がこれまでのコンタクトレンズと違う大きな点は、
- 視力が変わった
- レンズに傷や汚れがついた
などの時に、いつでも新しいレンズに変更ができる点。
これまでだと使っている間に視力が変わって見づらくなったなんて時に、新しいレンズに変えようとすると、余っているレンズは廃棄するしかありませんでした。それが追加料金を払うことなくその時々に合ったレンズに変えることができるのが大きなメリットです。
あとは買ったコンタクトレンズが合わなかったなんて時にも別のレンズに変えることができるので、目に合わないけど買ってしまったから無理して使う、なんていうこととも無縁です。
また、ハードコンタクトレンズを使っている人なら一度は割ってしまった経験があると思うんですよね。あれって使い捨てじゃないから買いなおすのに高い金額がかかるから憂鬱ですよね。
でも定額制ならレンズを割ってしまっても新しいのに交換してもらえます(破損したコンタクトレンズの1/2の提示が必要)。
あと、使い捨てじゃないレンズって、手入れをちゃんとしないと少しずつ汚れがたまっていって見づらくなるじゃないですか。そんなときも新しいレンズに変えてもらえますし、なんならコンタクトレンズの状態にかかわらず1年に1回追加料金なく新しいレンズに変えてもらえます。
これは使い捨てじゃないレンズを使っている人にとってかなり大きなメリットだと思います。
僕がハードコンタクトレンズを使っていた時って、安いレンズで片目1万円×2=2万円を2年くらいで使っていたイメージですが、ハードコンタクトレンズってちょっとした衝撃でよく外れるんですよね……。
実際割ったり無くしたこともありますが、ちょっとした不注意から1万円飛んでいくのは結構しんどいものがあります。
しかも度数が変わったら当然新規で買いなおさなければいけないので、その負担の大きさは使い捨てレンズの比じゃありません。
紛失した時も5,000円で新品のレンズがもらえるというのはハードコンタクトを使う人にとっては非常に安心ですね。
また、2ウィークコンタクトレンズを使ってたけどワンデーに変えるとか、ソフトコンタクトレンズからハードコンタクトレンズに変えるとかそういうこともできます(会費はレンズごとに決まっているので差額が発生します)。
メリット2:使用期限を気にすることなく利用できるので目に優しい
これ貧乏人あるあるだと思うんですけど、2ウィークのコンタクトレンズを3週間使ってみたり、ワンデーコンタクトを3日使ってみたりっていう人、結構多いんですよね。
目によくないとわかっていても、だましだまし長く使ってしまう。
定額制ならそんなことをしなくても定期的に適切な量のコンタクトレンズが届くので目に優しいです。
メリット3:お店に行かないでも自動で届く
エースコンタクトの定額制コンタクトレンズサービスでは送料無料で定期配送してもらえます。
家や職場の近くに店舗がない場合、コンタクトレンズを受け取るためだけにでかけるのって手間ですよね。でも登録先の住所に定期的に新しいレンズが届くのでわざわざお店に行く必要はありません。
また、加えてお店で受け取ることもできるので、ちょっと近くまで買い物に来たから新しいレンズもらいますね、とかそういうこともできます。
定額制コンタクトレンズサービスのデメリット
デメリット1:最安圏のショップで買うよりは割高
私が計算した限りではふつうにエースコンタクトでコンタクトレンズを買うよりは、定額制コンタクトレンズサービスの方が1か月あたりの費用が安く済んだのですが、それでもネットで最安圏のショップで買うよりは割高です。
たとえば、今僕が実際に使っているコンタクトレンズを楽天で検索してみたら左右ひと箱ずつ2箱で4,000円(1月当たり約1,333円)でした。
それに対して僕が使っているエースコンタクトの3Cプランだと月々1,980円(税込み)。
月々約650円割高ですね。
ただこれは安心料だと思っていて、コンタクトレンズって高度医療機器じゃないですか? 目に直接はめて使うものですし、信頼できるところから買いたい、何かあったら相談したい。そのための費用だと思ってます。
なお、エースコンタクトで普通に同じレンズを買うと2,000円以上したはずです(ちょっと手元に数字がありませんが…)。
デメリット2:入会後1年間は退会できない
日常的にコンタクトレンズを使っている人なら大きなデメリットとは言えないと思いますが、入会してから1年間は退会できません。
デメリット3:レンズがあまりがち
デメリットと言っていいのかわかりませんが、3か月の使用期間より気持ち早めに新しいレンズが届くのでレンズが余りがちですw
まあ花粉の季節は2週間レンズを1週間で変えたりとか臨機応変に対応できるのは結構便利なところです。それこそほんとに余ってたらワンデーみたいに使うこともできるわけですし。
定額制コンタクトレンズサービス利用の注意点
処方箋の有効期限が切れるとコンタクトレンズが受け取れなくなります。
その場合でも月額料金だけは引き落とされ続けるので払い損になります。まあ日常的にコンタクトレンズを使っている人なら届かなかったら気づくことなのでそこまで大きな問題ではありませんが注意しましょう(すぐ眼科に行って処方箋を貰えば送られなかった分ももらえます)。
ネット情報だと大きなデメリットとして書かれていますが、契約時にこの点はかなり念を押されますし、そもそもコンタクトレンズという医療機器を利用する以上定期的な検診は必要なことなので、処方箋の有効期限切れでレンズが送られてこないということはそれほど大きなデメリットとは思いません。
むしろ利用者の健康を考えたよくできたシステムとすら思えます。
まとめ:日常的にコンタクトレンズを使っている人にはおすすめ
簡単にまとめます。
定額制コンタクトレンズサービスはお店で普通にコンタクトレンズを買うより安く、安心してコンタクトレンズを使うことができるサービスです。
ネット通販店よりは割高になりますが、その分目の健康を考えたさまざまなサービスが付いているので安心してコンタクトレンズを使うことができます。
普段は眼鏡でたまにコンタクトレンズを使うという人にはお勧めできませんが、日常的にコンタクトレンズを使っている人には非常にお勧めのサービスだと思います。

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