どうも!三度の飯より酒が好き。チェコ親善アンバサダー2018三矢(@hideto328)です。
今日はチェコのホスポダ(居酒屋)の中でも特に好きなウ・フレクー(U Fleku)を紹介します。
ウ・フレクーは500年以上の醸造の歴史を持つブルワリー兼レストラン
ウ・フレクーは1499年創業の超老舗のホスポダ。プラハで最も古いホスポダともいわれています。
もともと修道院だった建物を利用しているそうで、500年以上に渡って創業当時からのビールが作り続けられています。
ウ・フレクーのビールは黒ビール
席に着くと何も頼まないでも店員さんがビールを持ってきてくれます。
ピルスナーが出てくることの多いチェコのホスポダでは珍しく、ここのビールは黒ビール。
Flekovský ležák 13°(フレコフスキー レジャーク)という名前のこのビールはチェコ産の4種類の深煎りモルトから造られるダークラガー。
ピルスナーと比べると甘みとコクがあってボディも重いのですが、それでもグビグビ飲んでいける軽快さも併せ持っています。ミュンヘンのホフブロイハウスで飲んだデュンケルに近い感じ。ここら辺はギネスなどの上面発酵させた黒ビールとの大きな違いですね。
このダークラガーはチェコ語では「トゥマーヴェ(tmave)」と言うそうです。意味は「暗い」でドイツの伝統的な黒ビール「デュンケル(dunkel)」と一緒ですね。
値段は400mlジョッキで59チェココルナ(約300円)とプラハのホスポダの中でも少し高め(「黄金の虎」のピルスナーウルケルが当時40コロナ)。それでも日本と比べたら破格!!
ビールは飲み終わるとこれまた何も頼まないでも次のビールが運ばれてきます。「黄金の虎」などと同じように飲んだビールの杯数だけ手元の紙に線が引かれていき、何杯飲んだかがわかるシステムになっています。
ウ・フレクーには8つのビアホールとビアガーデンがある
このホスポダには8つのビアホールがあるらしく今回利用したのは入ってすぐ左の比較的広めのホール。超有名ホスポダなので観光客の利用も多く、国際色豊か。
食事時など人が入ってくるとアコーディオン弾きのおじさんが来て演奏してくれたりと、ただ飲んでるだけでも楽しめます。
奥には中庭がありそこでもビールが飲めます。まさにビアガーデン!この日は12月で寒かったので外で飲んでいる人はいませんが、後日6月に再訪した時は太陽の光が気持ちよく昼間から飲むのにもってこいでした。
カウンターではどんどん新しいジョッキにビールが注がれていきます。
お土産も充実しているので短期旅行の方は記念にいろいろ買って帰ってもいいかもしれませんね。
ウ・フレクーへのアクセス
ウ・フレクーはクジェメンツォヴァ通り(Kremencova)にあります。クリーム色の壁とチェコ文字の時計が目印です。
プラハの主要な観光スポットからは少し外れますが十分歩いてこれる距離です。
まとめ
私はここのビールが好きすぎて、ウ・フレクーにこれまで5~6回訪問しています。プラハに行く度に行っていますし、なんならここのビールを飲むためにバスの経由地をプラハにしたりしています笑
実際2017年6月に訪れた際はブダペストから夜行バスでプラハに来て、その日の夜行バスでパリに抜けるという強行日程を組んでウ・フレクーでビールを飲んでいました。
ちょっと観光客が多くて観光地チックではありますがビール好きなら絶対楽しめるホスポダだと思います。イチオシです!
おまけ
2016年12月訪問時はチェコ政府観光局の取材旅行できていた有名ビールブロガーのタカバシさんとご一緒しました。
お、チェコはいつまでですか? 来月上旬にチェコに行きます!
— タカバシ (@draftbeerman) 2016年11月28日
その時私はオーストリアにいて、そこからチェコ→スロヴァキア→ハンガリーと移動していく予定だったのですが、タカバシさんに会えると分かるや否や、もうすでに買っていたウィーンからブルノ行きのバスチケットを捨て、ルートを速攻で練り直してプラハ入りを決めたのでした。
プラハ最古のビアホール、ウ・フレクーなう。ビール美味すぎ!! #チェコへ行こう #プラハ pic.twitter.com/h2kRw0XnlI
— 三矢英人@アフリカ縦断中 (@hideto328) 2016年12月9日
タカバシさんの訪問記は≫≫プラハの U Fleku(ウ フレクー)で美味しい黒ビールを飲みまくり
タカバシさんごちそうさまでした!
プラハまではちょっといけないという方は、ウ・フレクーの醸造責任者マチェスカさんがプロデュースした新潟のクラフトビール「妙高高原ビール」はいかがですか?
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