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【ブルガリア】世界遺産リラの修道院の紹介と行き方(日帰り可)

リラの修道院外観 ブルガリア
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リラの修道院外観

どうも、三矢(@hideto328)です。

ブルガリアに行ったら絶対に外せない世界遺産「リラの修道院」の紹介と行き方、注意点を解説します。

リラの修道院とは

リラの修道院外観

リラの修道院は、ブルガリア正教の総本山

修道士イワンがこの地方の洞窟で修行をし、修道院を作ったのが起源です。イワンが死後、イワン・リルスキーとしてキリスト教の聖人に列せられ徐々に権威が高まっていきました。

ブルガリアがオスマン帝国の支配下に入っても、ブルガリア語の本を読むことや、免税など例外的に特権を与えられていたことから貴重な書物などが多数持ち込まれ保管されていました。

現在の修道院は1834年に再建されたものでです。

見どころ

中心の聖母聖堂が主な見所です。

聖堂外のフレスコ画

修道院のフラスコ画

聖堂の外は最後の審判やキリスト教の聖人などをモチーフにした美しいフレスコ画で覆われています。

特に、天井のフレスコ画は19世紀のブルガリア宗教画の傑作とされているそうなので、ぜひ自分の目で確かめて見てください。

修道院のフラスコ画2

教会内部のフレスコ画

教会の内部も美しいフレスコ画で埋め尽くされています。また巨大なシャンデリアが上から吊るされています。

教会内部は薄暗くフレスコ画自体はかなり見づらいのですが、その薄暗さが、歴史あるリラの修道院に厳かさを与えています。

ちなみに、教会内部は写真撮影禁止です。

フレリヨの塔

リラの修道院と塔

聖母聖堂の隣にある高さフレリヨの塔は高さが25mあり14世紀に地震で崩壊し、再建された建物の中で唯一現存するものです。塔には登ることができます。料金失念。おそらく5レバくらいだったと思います。

博物館、イコンギャラリー、民族誌博物館

聖堂の周囲を囲む建物の一部は博物館になっていてそれぞれ別途料金がかかります。

私はメインの博物館に行きましたが、小さい博物館ながらも貴重で豪華な展示品で圧倒されました。日帰りで訪れたためじっくり見るには少し時間が足りなかったのが心残りです。博物館の入館料は8レバでした。

リラの修道院への行き方

ソフィアのオブチャクペルバスターミナルから1日1本10時20分に直行バスが出ているのでそれで行くのが便利です。

オブチャクペルバスターミナルへの行き方

オブチャクペルバスターミナルまではソフィア中心部から4番または5番トラムで行くのが一番簡単です。4番トラムは聖ネデリャ教会横やライオン橋などの辺りを通ります。5番トラムは裁判所の裏側が始発点になっています。

ソフィアのトラム

チケットは1回1.6レバで事前にチケットオフィスで買うか、運転手からも購入できます。乗車後は下の写真のような打刻機でチケットに打刻することをお忘れなく。たまに検査官が入ってきて打刻していないと罰金を請求されます。

打刻機

聖ネデリャ教会からオブチャクペルまで距離は対してないのですが、トラムはやたらと遅いので注意してください。聖ネデリャ教会から25分程かかりました。

オブチャクペルの停車駅で降りて進行方向右側、道路を渡った反対側にオブチャクペルバスターミナルはあります。

トラムの降車場所

オブチャクペルバスターミナル入り口

オブチャクペルからリラへの行き方

オブチャクペルバスターミナル

オブチャクペルバスターミナルからリラの修道院までは1日1本10時20分片道11レバ。チケットは運転手から購入。

リラ修道院への時刻表

出発時に満席になっていることもあるので早めに行くようにしてください。

(私はトラムが思っていた以上に時間がかかったため10時20分ちょうどにバスターミナルに到着し、しかも満席だったためあわや乗れないところでした。他の乗客の方がドライバーを説得して下さり床に座ることを許されましたw)

リラの修道院へ行くミニバス

ソフィアからリラ村まで約1時間半。リラ村で30分休憩があり、そこから修道院まではさらに30分程で13時ころリラの修道院に到着します。

リラの修道院入り口

リラからソフィアへの帰り方

ソフィアへ帰るミニバス

帰りのバスは15時発です。修道院の入り口を出たすぐのところにミニバスが待機しています。これまた混み合うので15分前にはバスに戻ったほうがいいでしょう。

修道院に宿泊される場合は朝9時頃にバスがあるので午前中にソフィアに戻ってくることができます(朝の時間はうろ覚えなので現地で確認してください。また朝のミサは途中で抜け出さないと間に合わないと聞きました)。

リラの僧院へのその他の行き方

その他、ソフィアの中央バスターミナルからブラゴエフグラード→リラ村→リラの修道院と経由していくこともできますが、リラ村→リラの修道院へのバスの本数が少ない(写真参照)ので刻むメリットは殆どありません。

リラ村からの時刻表

そのほかソフィアから日帰りのツアーでも行けます。

リラ僧院の宿坊に宿泊する

リラの修道院の宿坊

修道院には宿坊があり一般人でも宿泊できます。

ドミトリー20レバ、トイレシャワー付きの個室30レバなど。宿泊受付は14時からで受付場所は博物館の近く(詳細は不明)。

朝夕のミサに参加するなら宿泊必須です(自前の車を持っている場合を除く)。

リラの僧院入場料と注意点

修道院自体は無料で見学できます。教会内は写真撮影禁止。

博物館やフレリヨの塔などは有料で博物館8レバ、イコンギャラリー3レバなど。

13時頃に着いて、帰りのバスが15時なので、日帰りで訪れる場合は聖母聖堂+博物館1つ、聖母聖堂+昼食くらいで時間がいっぱいになってしまうと思います。

宿坊に宿泊することで、博物館などを回ったり、ミサに参加したり、観光客の少ない時間に修道院をうろうろしたり、ライトアップを堪能したり…じっくり観光することができるので、ソフィアと比べると金額は若干高いですが宿坊に宿泊して見るのも検討の余地があります(私は予定が詰まっていて宿泊できませんでしたが、日程に余裕があればぜひとも宿泊したいところでした)。

まとめ

リラの修道院は私がブルガリアで一番行きたかった場所で、実際に行って見てその雰囲気、フレスコ画など非常に素晴らしかったです。

ソフィアから気軽に訪れることができるので、ぜひ訪れて、その空気に触れて見てください。

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ブルガリア
三矢英人

バックパッカー/トラベルライター/チェコ親善アンバサダー2018/米国公認会計士(USCPA-Inactive)

1986年神奈川県生まれ。「行きたいところに行き、見たいものを見て、食べたいものを食べ、飲みたい酒を飲む」をモットーに2013年11月から2019年4月まで無帰国長期旅行していました。

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