海外旅行に行くときにバックパッカーが忘れてはいけないのがタオルです。
ホテルではほとんどのところでタオルが用意されていますが、バックパッカーが泊まるような安宿の多くは、ヨーロッパであってもタオルやシャンプーなどのアメニティは用意されていません。
そこで今回はバックパッカー目線で海外旅行にお勧めなマイクロファイバータオルを紹介します。
バックパッカーにマイクロファイバータオルをおすすめする3つの理由
バックパッカーや長期旅行者はいわゆる普通のタオルを持ち歩いている人はほとんどいません。その代わりに多くの人が今回紹介するようなマイクロファイバータオルやセームタオルを持ち歩いています。
それではなぜ海外旅行にマイクロファイバータオルがおすすめなのか、その理由を見ていきましょう。
おすすめな理由1:小さい
マイクロファイバータオルは普通のタオルと比べると薄いためたたんだ時に非常にコンパクトになります。
さらに、吸水性がいいこと、絞ればいくらでも水を吸い取ることができることなどから日本で普段使うバスタオルよりはるかに小さいサイズですみます。
そのためバックパックの中に入れてもかさばりません。
おすすめな理由2:吸水力がすごい
マイクロファイバータオルは吸水性が驚異的です。特殊な化学繊維を使い毛細管現象の効果を最大限発揮することで小さいサイズでも驚くほど水を吸います。
また普通のタオルと比べて、一度水浸しになっても絞ればまた水を吸い取ることができるようになります(普通のタオルも水を吸いますがその比ではありません)。
おすすめな理由3:すぐ乾く
移動を繰り返し、同じタオルを毎日使い続けなければならないバックパッカーにとって吸水性よりも重要なのがすぐ乾く速乾性です。
マイクロファイバータオルはよほどジメジメしたところでもない限り、夜使っても翌朝には乾いています。
夜シャワー浴びて翌朝移動というときでも濡れたままのタオルをバックパックに詰めなくていいのは非常に助かります。
おすすめのマイクロファイバータオルはSWANS
私のおすすめはSWANSのマイクロファイバータオルです。
SWANSはサングラスやスノーゴーグルをはじめとしたスポーツアイウェアを作っている日系企業で、創業100年を越える老舗企業です。アイウェアから派生して水泳用品も作っていて、品質は必要にして十分。
私は同じタオルを8年ほど使っていましたが(うち4年はこの旅行中のためほぼ毎日使用)全然ほつれることなく使えました。吸水性や速乾性だけでなく非常に丈夫です。
サイズは好みですが私はとにかく荷物を減らしたいのでスポーツ用のサイズ(40cm×100cm)を使っていました。バスタオルよりは小さいので使いづらいですが慣れれば何の問題もありません。
セームタオルじゃダメなの?
マイクロファイバータオルと同じようなタオルで水泳選手などがよく使うセームタオルというものがあります。
セームタオルとマイクロファイバータオルの大きな違いは、乾いたときに硬くなるかならないか。セームタオルは乾くとバリッバリに硬くなります。一方でマイクロファイバータオルは乾いても柔らかいままで手触りも滑らか。
ここは好みだと思いますが、私の意見としては普通のタオルに近いマイクロファイバータオルに軍配が上がります。
また、セームタオルは使う前に一度濡らさなければなりません。若干手間です。
まとめ
私は初めて海外に一人旅で出た2009年から同じSWANSのタオルをずっと使っていたのですが、2017年にスペインを巡礼していた時に無くしてしまいました。
それ以後はスペインで買った別のマイクロファイバータオルを使っていたのですが、それもマラウイで盗まれてしまい途方に暮れていました。そのため日本から友人が合流しに来るタイミングで以前持っていたのと同じSWANSのマイクロファイバータオルを買ってきてもらったのです。
以前はプラスチックのケースがついていて持ち運びに便利だったのですが、それがなくなってしまったのが残念ですが、サイズ感、吸水性、速乾性ともにやはり非常に満足度が高いです。
なお、ケースはなくなってしまいましたが、パッケージがジップ式になっているため持ち運ぶ際はそこに入れています。
値段も安くとにかく便利なので海外旅行に行く際はぜひ持って行ってみてください!日本でプールや海水浴に行くのにも便利ですよ!
バスタオルサイズもありますので大きいのがいい方はそちらをどうぞ。
おまけ:マイクロファイバータオルの便利な使い方
衣類などを手洗いした際にマイクロファイバータオルで挟んで絞るとタオルが水を吸い取ってくれて効率的に脱水が可能です。洗濯物が乾くのがかなり早くなるので覚えておいてください!
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