どうも!三矢(@hideto328)です。
世界一周であれ、短期の旅行であれ、バックパッカースタイルで旅行する場合にどんなものを持って行ったらいいか分からない。そんな風に思ったことはありませんか?
今日は僕が普段持ち歩いている荷物について説明します。一つにまとめようと思ったのですが思いのほか長くなってしまったので、今回はメインのバックパックにいれているものを紹介します。
バックパック
何よりも大事な、ほとんどの荷物を詰めるメインのバックパックはドイター(deuter)のエアコンタクト 55+10。
元々同じシリーズの45+10を使っていて使い慣れていたのでそのワンサイズ上のバックパックにしました。ちなみに僕が使ってるのは旧モデルです。現行モデルはこちら。
バックパックの中身一式
こちらがメインザックに入っている荷物一覧。広げると結構なボリュームになりますね。ジャンル別に一つ一つ見ていきましょう。
衣類
衣類は主に日常的に着る普段着、寒い時期に着る防寒具、登山をする時に着るトレッキング用品に分けられます。
普段着
Tシャツ×3
ダメになる度に買い足していきます。Tシャツは3枚でもローテーションできますが、4枚以上あると洗濯の頻度が減らせて楽です。
ウインドブレーカー×1
全世界あらゆる状況で大活躍。寒いところではダウンジャケットの上に羽織り、暑い国でも夜行バスなどで活躍。もともと登山用品なので登山やトレッキングにも活用可。日本を出た時から2回買い換えて今はパタゴニアのトレントシェルジャケットを使っています。
薄手のフリース×1
春秋くらいの陽気で大活躍。別にフリースじゃなくてもいいのですが、東南アジアでも高地は朝晩冷えるし夜行バスなどは冷房ガンガンに効かせていることも多いので暑い国に行くときも羽織れるものは持っていた方が良いです。
実際私はもともとユニクロのスウェットパーカーを使っていました。肘が擦れて穴が開いてしまったので、現在はフランスの格安アウトドアブランドQuechuaで買った薄手のフリースを使っていますハーフジップにしましたがフルジップにすればよかったと少し後悔しています。
薄手のフリースでもいいですが、街歩きなどスウェットパーカーの方が使いまわしやすい気がします。
ジーンズ×1
正直旅には向きません。暑いし洗濯しても乾きにくいので。でも旅を日常のように暮らすには日本で慣れ親しんだ衣類が一番なのです。ということでリーバイスの501。
アーミーパンツ×1
実用的なものが多いアーミーパンツ。色もカーキと地味なので上に着るものを選びません。イタリア軍のパラシュートパンツがお気に入り。ポケットをボタンで閉められるので防犯にも効果あるのでは?と思ってます。
靴下×3
トレッキングをするのでトレッキング用を主に使っています。丈夫だし、バックパックを背負っての移動でも疲れ辛いです。おすすめはスマートウール。プロ登山家の石川直樹さんも愛用されています(参考:石川直樹【ぼくの道具】)。天然ウールですがチクチクせず、とにかく丈夫で、冬は温か。値段は張りますがその価値あります。
下着×3
3枚くらいが洗濯とのローテーション具合がちょうどいいです。
アフガンストール(シュマーグ、クーフィーヤ)
オシャレ要素だけじゃない便利アイテム。マフラーやタオルの代わり、粉塵除けなど色んな活用方法があります。ヘビーユースしてすぐボロボロになるので何度も買い直していて今では5代目です。
Tシャツや下着は100均で買ったケースに入れてます。これもう7年以上使ってるんだな…。
靴
ワークブーツ
靴は何を履いていくのか非常に悩みましたが最終的には3年間持ちそうなレッドウイングのブーツにしました。エイジングも楽しみです。
ブーツにしてよかったなと思うのはマイナス2桁の気温の所でも結構頑張れること。これがスニーカーだったら凍傷になるんじゃないか…と思ったことが何度もあります。
東南アジアなど暑い国では基本的にサンダルで過ごしますが、そんな時でも移動の時は履くようにすればそれほど荷物にならないことがわかりました。
ただし歩き回ってソールがすり減ると結構大変です。これまでグルジア、モロッコと過去2回張り替えていますが、発展途上国の靴修理屋さんに置いてあるソールはすぐダメになるものが多く、先進国ではちゃんとしたソールに張り替えてもらえるものの、値段と時間がかかります。
サンダル
暑い国でも寒い国でも必須アイテム。安宿のトイレやシャワールームはあまりきれいじゃく宿の中でも使うためほぼ毎日使うアイテム。
イタリア製ヘンリーヘンリーのこのサンダルは靴下を履いていても履けるので、冬などにゲストハウスなどでブーツを脱いで履くのにも便利です。
難点は雨の日などに外を歩くと滑って脱げやすいこと。
防寒具
ベストシーズンを狙って移動していければ一番なのですが、基本的に陸路で移動するので寒い季節に遭遇することもよくあります。
ダウンジャケット×1
暖かさと大きさがトレードオフなのでどっちをどこまで諦めるかで選ぶモデルが変わってきます。
長期旅行者の中にはユニクロのウルトラライトダウンを使っている人が多くいますが、私は予算が許すなら登山用品の方がいいと思います。なかにはウルトラライトダウンを重ね着している人もいて思わず苦笑してしまいます。
私が使っているのはマウンテンエクイップメントという少しマイナーなイギリスのアウトドアメーカーのダウンジャケットです。ここのを選んだ理由は、余計な装飾を省くことによって他のブランドのダウンジャケットより高性能なものを安く買えるから。
中にしっかり着込んでウインドブレーカーを上に羽織れば-20℃の極寒の地でもなんとか耐えられるレベルです。
人と被りにくいのも気に入っています。
ヒートテック長袖×2
気温がマイナスに突入するあたりから着用。ヒートテックが本当に暖かいのかどうかはいまだに疑問。海外でも買えますが日本の1.5倍くらいの値段がするので日本で買っておいた方がいいです。
ヒートテックタイツ×2
上よりは出番が少ないですが、下半身って重ねるアイテムが少ないんでタイツは必須です。
手袋×1
よく無くすのでその都度安いものを買っています。途上国で100円くらい、先進国で600円くらいです。登山でも使うならウインドストッパー機能の付いた手袋がいいです。私はネパールで買いましたがフランスで無くしました…。
ニット帽
気温がマイナスになるとあると嬉しい。今のはネパールで買ったヤクウールの手編みのニット帽。内側にはフリース付き。
頭も温かくしないとロシアなどでは「脳みそが凍る」というようです。地味に耳が寒いので耳まで隠れるニット帽がいいと思います。
ネックウォーマー
出国前に餞別でもらったモンベルのネックウォーマー。フリース製のため軽くてかさばらず、それなりに温かいです。
トレッキング用品
もともと日本からはトレッキング用品は持ってきていなかったのですが、キナバル登山やエベレストトレッキングに当たってもろもろ購入しました。こんなに使う機会があるなら日本から愛用の登山用品を持ってくればよかったと少し後悔…。
普段は圧縮袋に入れています。
特にトレッキングパンツとレインパンツは日本から持ってくればよかったと思っています。今はマレーシアやネパールで買った適当なやつを使っていますがやっぱり性能が全然違います。
水着とサロン×1
海で泳いだりダイビングするときに穿いたり。また海外で温泉に入るときなどは水着の着用が義務付けられているところも多くあります。そのため海に行く予定がなくても持ってきた方がいいです。
サロンはバリ島の寺院に入るのに必要だったので購入(後に無料でレンタルできたことを知る)。ビーチでレジャーシートの代わりに使ったり、水着に着替える時に腰に巻いたりしています。
寝袋など
「世界一周に寝袋は必要か?」結構よく議論されるテーマですが僕は必要だと思っています(ただ持ってきていない人も沢山います)。特に僕は日本出国時点でエベレストトレッキングやスペインでサンティアゴ巡礼をする予定だったので持ってきました。
ネパールの安宿が寒くて寝られない時などトレッキング以外でもちょこちょこ使う機会があるので持ってきて本当によかったと思っています。
寝袋
寝袋はモンベルのスーパースパイラルダウンハガーの#5。#3と悩みましたが今のところ#5でよかったと思います(#3の方がより温かいが少しデカい)。モンベルのシュラフはかなりコンパクトなのでそこもおすすめポイントです。
ダウンは水に弱いのでちょうどいいサイズのドライバッグに入れています。上記の寝袋であれば4Lのサイズにぴったり収まります。
トラベルシーツ
寝袋とは別にトラベルシーツも持ってきています。衛生状態のイマイチな宿でダニなどの虫対策に使います。値段は張りますがこれはかなりおすすめです!!
トラベルシーツについて詳しくは「海外旅行のダニ・ノミ対策に!コクーンのトラベルシーツ(インセクトシールド)は長期旅行者の必須アイテム」の記事を参考にしてください。どんな場面で使いどう役立ったかについても書いてあります。
洗面用品
シャンプーにボディソープタオルなど。これも登山用のスタッフバッグにまとめて入れています。
バスタオルにはSWANSのセームタオルを使っています。セームタオルはメーカーによっては乾いた状態でパリパリになるものもあるのですが、スワンズのタオルは乾いた状態でも柔らかく肌触りがいいのが特徴です。コンパクトにまとまるのでお勧めです。
SWANS(スワンズ) 速乾ドライタオル (40×100cm) ブルー SA-126
食料関係
物価の安い国では特に必要ありませんがヨーロッパなど物価の高い国では自炊は必須です。そのため調味料やカトラリーを持ち歩いています。
また、途上国でもコイルヒーターと自前のマグカップがあると紅茶やコーヒーを気軽に楽しめます。これらのアイテムは旅の中級者以上の人はかなりの確率で持ち歩いています。マグはサイズが大きめの方がインスタントラーメンなども作れるので便利です。300mlくらいの容量があればインスタントラーメンを砕いて入れれば一袋分収まります。中国やウクライナなど夜行列車でお湯が使える国もかなりあるのでマグカップは本当によく使います。
写真のマグはベトナムで買って2年以上使っていたのですが、あまりに汚くなってしまったので先日ドイツで買い換えました。値段は張りますがチタン製だと軽くて丈夫なのでおすすめです。
コイルヒーターは日本でも買えますがインドなどで現地調達するのが安いのでお勧めです。
図書関係
僕の荷物が異様に重いのは確実に本のせいw基本的にはkindle Paperwhiteを愛用しているのですがガイドブックは紙の本の方が圧倒的に使い勝手がいいです。
ガイドブックはロンリープラネットを愛用。世界で一番売れているガイドブックなだけあって海外でも手に入りやすいです。英語ですがそれほど難しくはありません。
小説や漫画などは海外でも日本の本が簡単に買えるkindle Paperwhiteがオススメ。
kindleについてより詳しくは次の記事を参考にしてください。
新詳高等地図は地理教師おすすめの世界地図。ルートを練ったりするのに使います。
日記はモレスキンのデイリーハードカバー手帳に。重くてかさばるのがネック。
ロシア語会話集については「ロシア語圏を旅行するなら指差し会話帳を買っていけ、絶対だ」の記事を参考にしてください。
医薬品
海外で体調を崩すと非常に不安になるもの。色々持ち歩いています。
常備薬について詳しくは「【保存版】旅のプロが持ち歩く海外旅行の常備薬」の記事を参考にしてください。
その他
ヘッドランプ×1
トレッキングや、早朝や深夜にドミトリーで作業をする時などに使う。停電中にも!
日本から出てきたときはミニマグライトを持ってきていたんですが、登山やトレッキングするのに必要になったので海外で買い増しました。これまでずっとマグライトだったのですが、ヘッドライトの便利なこと便利なこと!日本ではブラックダイヤモンドを使っていましたがベルギーでペツルのヘッドライトを買いました。
空気枕×1
夜行バスに乗る時用。穴が空いたりして結構すぐダメになるのでちょこちょこ買い直しています。
ダイビング関連
ダイビングをするのでそのための荷物もいくつか持ち歩いています。最近全然潜ってないので宝の持ち腐れになってます…。早くエジプトのダハブに行きたい…。
ライセンス
ダイビングをするための最重要アイテム。日本にいるうちにアドバンス(AOW)まで取得しました。
ログブック
ダイビングのログ付けをするために。日本で使っていたログブックが一杯になったのでタイで2冊目に突入しました。
ハウジング×1
タイのスリン諸島でのダイブクルーズがあまりによくて水中写真を撮るためにシンガポールで買いました。かさばりますがダイビングじゃなくてもシュノーケリングとかちょっとした水遊びでも使えます。
変わったところではモーリタニア鉄道に乗った時にカメラ内に砂が入らないように使いました。
その他
万年筆の替えインクや、裁縫道具、洗濯ばさみ、ヘアゴムなどこまごましたもの。
まとめ
海外に出てみて実感したのは必要なものは大体なんでも現地で調達できるってことです。しかし、登山用品や電化製品は日本で買った方がクオリティの高い品を安く買うことができます。この記事を読んで買い忘れているものがあったら日本で買っておきましょう!
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