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【モルドバ】ガガウズ自治区の首都コムラトとベシュアルマへの行き方と見どころ

モルドバ
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この記事は、モルドバのガガウズ自治区の情報です。モルドバ全域のおまとめ記事は「モルドバ旅行で知っておきたい基礎知識とモルドバ記事まとめ」の記事をご覧ください。

モルドバの南部にかつてガガウズ共和国として独立を宣言したガガウズ自治区があります。現在は独立を取り下げモルドバ内の自治区になっています。

そんなガガウズ自治区への行き方、見所を紹介します

ガガウズ自治区とは?

ガガウズ国旗

ガガウズ自治区はモルドバ南部の自治地域。テュルク系ガガウズ人が住み、ガガウズ語が話されています。ガガウズ語はテュルク系なのでトルコが結構通じます。

首都はコムラト(Comrat、Komrat、Комрат)で人口は約16万人。

ガガウズ自治区への行き方

コムラト行きのマルシュルートカ

ガガウズ自治区の首都コムラトやそのほかの都市へはキシナウの南バスターミナルからマルシュルートカが頻発しています。

南バスターミナルの場所

キシナウ南バスターミナル

キシナウ南バスターミナルはここ。市内からは9番トロリーバスなどで行けます(2レウ)。

所要時間

約2時間

料金

45レウ(乗る時間などによって多少変動)。料金は車内で支払います。

コムラトのバスターミナル

コムラトのバスターミナル

コムラトの町の北側にあります。街の中心までは徒歩5~10分。

コムラト発の時刻表。

コムラトのバスターミナルの時刻表

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コムラトの見どころ・観光スポット

かつて独立を宣言した地域の首都とはいえコムラトは小さな街です。正直有名な見所もあまりありません。

それでも街をフラフラ歩いていると色々と面白いものがあります。

教会

コムラトの教会

コムラト随一の見所である正教会の教会。街の中心部にあります。

教会内部

バザール

コムラトの市場

現地産の量り売りワインなどが買えます。

ケマル・アタテュルク記念図書館

アタテュルク記念図書館

見所というほどの場所ではありませんが、こんなものがあるあたり独立をトルコが支援していたということがよくわかります。図書館の隣にはアタテュルクの胸像あり。

無名戦士の墓

無名戦士の墓?

おそらく第二次大戦の無名戦士を讃える墓と永遠の炎。

コムラト大学前の公園

銅像のある公園

教会の正面から北西に伸びる通りを歩いて行くと公園のような場所にたどり着きます。ここにはプーシキンやアリエフ、ナザルバエフなどロシアや旧ソ連圏に関する方々の胸像がある。

ハイデラ・アリエフ像

CHIRSOVAの直営店

キルソヴァ直営店

コムラトで一押し!CHIRSOVAはコムラトの少し南にある村でワインが有名です。コムラト市内に直営店があり、その場で飲めるばかりか、美味しいワインが安く買えます。

キルソヴァ直営店店内

こちらの赤スパークリングワインはなんとたったおん32レウ(約180円)。モルドバでは色々ワインを飲みましたがコストパフォーマンスはここのワインが抜群でした。

キルソヴァの赤スパークリングワイン

コムラトからベシュアルマへの行き方

コンガズ行きのミニバス

直通のマルシュルートカが1時間に1本ほど。所要時間約30分、約10レウ。

ベシュアルマ行きのバスの時刻表

丁度いい時間にベシュアルマ行きのマルシュがなければコンガズなどベシュアルマより南方面行のマルシュに乗ってベシュアルマとの分岐点で下車し、そこから歩いても行けます。

ベシュアルマへの分岐点

途中下車するポイント

バスに乗るときにドライバーにベシュアルマに行きたいと伝えておけばちょうどいいところで降ろしてくれるでしょう。

そこからはのどかな道を歩いて行きます。

ベシュアルマへの道

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ベシュアルマの見どころ

ベシュアルマ郊外の牧草地帯

ベシュアルマ自体はガガウズの田舎町といった感じで見どころは多くありません。博物館があるのが特徴。そしてとてものんびりした村です。

ガガウズ歴史・民族史博物館

ガガウズ博物館

ガガウズ人の歴史や文化を伝える博物館。入場料10レウ。

展示品の説明文はロシア語やルーマニア語などで英語はありません。またスタッフも英語は通じません。しかし、スタッフが一生懸命ロシア語で説明してくれます。

ガガウズ博物館の展示

日本人に限らず訪問者が非常に少ないようで歓待してくれました。ガガウズ人の結婚式に関する動画も見れます。

風車

ベシュアルマ郊外の風車

街の外れに昔の風車があります。確認できた範囲で2基。探せばもっとあるかも。

5つのリンゴのモザイク壁画

五つのリンゴのモザイク

ベシュアルマは5つ(ベシュ)のリンゴ(アルマ)の意味。これはテュルク語系の言葉で例えばクルグズスタン(キルギス)の伝統料理ベシュバルマックのベシュや、カザフスタンの旧首都アルマトゥイ(アルマアタ)のアルマと同じ語源。

その街の由来ともいえる5つのリンゴを描いたモザイク壁画があります。

教会

教会

正教の教会。

大祖国戦争顕彰碑

大祖国戦争の顕彰碑

旧ソ連によくあるやつ。教会の正面から行けます。天気が良ければ景色がいいかも。

ベシュアルマからコムラトへの戻り方

コムラトへ戻るバス

マルシュが一日6本。博物館前あたり発着。

時間が合わなければ、前述した分岐点まで歩いて戻り、コンガズなどからのマルシュやバスを分岐点で捕まえても戻れます。

コムラトからキシナウへの戻り方

キシナウ行きマルシュルートカ

バスやマルシュが頻発。最終は19時半くらい。

帰りのマルシュの車内。

マルシュルートカ車内

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まとめ

モルドバに行く旅行者で沿ドニエストル共和国は行くけどガガウズ自治区に行く人はあまりいません(まあ見所少ないからだけど)。

たいした見所はありませんが日帰りで行けますし、ワインも美味しいのでせっかくモルドバに行くのでしたらついでに行ってみたらいかがでしょうか?

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三矢英人

バックパッカー/トラベルライター/チェコ親善アンバサダー2018/米国公認会計士(USCPA-Inactive)

1986年神奈川県生まれ。「行きたいところに行き、見たいものを見て、食べたいものを食べ、飲みたい酒を飲む」をモットーに2013年11月から2019年4月まで無帰国長期旅行していました。

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