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ウクライナから沿ドニエストル経由で入国した際にモルドバ入国スタンプがもらえなかった場合の対処方法

ウクライナ
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この記事は、モルドバに沿ドニエストル経由で入国した際にモルドバ入国スタンプがもらえなかった場合の対処方法です。モルドバ全域のおまとめ記事は「モルドバ旅行で知っておきたい基礎知識とモルドバ記事まとめ」の記事をご覧ください。

(2017年8月1に追記)沿ドニエストルとウクライナ間の主要な国境のウクライナ側でモルドヴァと共同管理するようになり移民局での滞在登録は不要になったようです。

ウクライナから沿ドニエストル経由でモルドバに入国するとモルドバの入国スタンプがもらえません。その場合はモルドヴァ入国72時間以内に移民・難民局(Bureau of Migration and Asylum)に行って滞在登録の手続きをする必要があります。

キシナウの移民難民局へのアクセス

移民難民局入口

住所: Bureau of Migration and Asylum
Bulevardul Ștefan cel Mare și Sfînt 124, Chișinău, Moldova

バザールのすぐ近くにありアクセスは簡単。

ちょっと遠くから見るとこんな感じの建物。入口はモルドバ国旗が掲げられているのでわかりやすい。

移民難民局外観

受付時間

  • 月曜日(Luni)~金曜日(Vineri)9:00-16:00
  • 水曜日(Miercuri)9:00-15:00
  • 昼休み 12:00-13:00

土日休みであること、水曜日は時間が短いことに注意が必要です。

手続き

建物入って2階に上がって左が移民難民局。入って左側最初の部屋が受付兼待合室みたい。機械で受付、英語も選択可。受付機では「Inregistrarea strainilor」を選ぶ。

ただ、適当なスタッフを捕まえて「パスポートにスタンプがない」旨を伝えて全部やってもらう方が楽です。

自分の番が来たら用件を聞かれるので、ウクライナから沿ドニ経由してモルドヴァに来たから入国スタンプがもらえなかったと話し、パスポートを預けます。

しばらく待たされてパスポートと共に入国スタンプが捺された別紙を渡されます。その紙を出国時にパスポートと共に提出するので無くさないように

注意点

ウクライナ国境を出てから72時間以内に手続きをしないと罰金200レウ。モルドヴァ側の主張では沿ドニエストル共和国もモルドヴァ国内なのでチラスポリなどで宿泊する場合は時間切れにならないように注意

罰金は次の場所で支払う(ただ実際には支払っていないので支払いの手続きに関しては詳細不明)。支払った領収書のようなものを渡されるそうなのでそれを持って再び移民難民局に行って滞在登録手続きを進めるらしい。

罰金を支払う建物

ちなみに国境で出国時に支払う罰金は300レウ(200と聞いていたが300に値上がりしていた)。また罰金の支払い手続きに時間がかかるため乗っていたバスなどからは置いていかれると思います(私の場合は50レウ返却してくれた)。国境での罰金はモルドバレウがなければ両替所で両替するかそのお金もなければクレジットカードでの支払いもできる模様(クレジットカードで直接支払えるのかキャッシングしたお金で支払えということなのかはちょっと分かりません)。

私は罰金額が同じなら見逃してもらえる可能性に賭けて手続きしないで国境へ向かいましたが料金が違うのであればキシナウで手続きをしてしまったほうが無難だと思います。

参考

参考までに公式の文言を載せておきます。

Registration of Foreign Nationals entering the Republic of Moldova

Registration of foreign nationals who enter or exit the territory of the Republic of Moldova is done at the moment of crossing the state border of the Republic of Moldova by applying a respective stamp in the national passports and by introducing the information from the passports in the Automated Integrated Informational System “Migration and Asylum”.

Foreign nationals and stateless persons who enter the Republic of Moldova via the Moldovan-Ukrainian Border segment that is not monitored by Moldovan authorities shall register with any Office for Population and Documents Registration of the Ministry of Information Technology and Communications  within 72 hours from crossing the state border with Ukraine.  The applicant shall submit the national passport on the basis of which he/she crossed the border of the Republic of Moldova to be registered with the authorities.  The Ministry of Information Technology and Communication will issue an annex to the national passport of these people which will serve as ground for legal residency in the Republic of Moldova.
Entrance on the territory of the state | Migratie.md

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ウクライナ沿ドニエストルモルドバ
三矢英人

バックパッカー/トラベルライター/チェコ親善アンバサダー2018/米国公認会計士(USCPA-Inactive)

1986年神奈川県生まれ。「行きたいところに行き、見たいものを見て、食べたいものを食べ、飲みたい酒を飲む」をモットーに2013年11月から2019年4月まで無帰国長期旅行していました。

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