どうも!三矢(@hideto328)です。
先日からちょこちょここのブログでもアナウンスしていましたが、この度、会計人のための総合ニュースメディア「KaikeiZine」さんで「旅人会計人 地球紀行」という連載をさせて貰うことになり、その第1回が公開されました。わーパチパチパチ。
はじまります! 2年半以上無帰国で世界を旅している米国公認会計士の話【旅人会計人 地球紀行】 : KaikeiZine
本文でも述べていますが本連載では次のようなことを明らかにしていきたいと思います。
●海外の会計人がどのようにして働いているのか
●日本との働き方の違い
●世界の会計人にとっての仕事のやりがい、魅力
●J-GAAPやUS-GAAP、IFRS以外の、会計制度がどのようになっているのか
そしてその記事中に僕がUSCPAを目指した理由について簡単に触れています。
在職中により専門的なスキルを求めて、働きながらUSCPA(米国公認会計士)資格の勉強を開始しました。もともと海外旅行が好きで、いずれは海外で働いてみたいという思いを持っていました。英語の勉強もかねて、日本の公認会計士試験ではなく米国公認会計士を受験することにしたんですね。
はじまります! 2年半以上無帰国で世界を旅している米国公認会計士の話【旅人会計人 地球紀行】 : KaikeiZine
今回このブログでは、僕が米国公認会計士を目指した理由とこの資格の魅力をより詳しく説明します。
将来のキャリアに対する不安がありました
日々仕事をしていてこんなことを感じませんか?
「現在ちゃんとした仕事を持っていて給料もそれなりに貰っている。でもこの仕事を40年も続ける人生でいいのか?」
「今の仕事を続けても社内で役に立つスキルしか身に付かない。このままではずっとこの会社にいなければならない。そんなのは嫌だ…。」
「将来海外で働いてみたいけど、今のままでは海外に行くことはできない…。」
どれか一つでも当てはまる人は多いのではないでしょうか?これ全部入社2年目の僕です。
僕が米国公認会計士に興味を持ったのは、証券会社の総務課で働きながら、このまま同じ仕事を40年近く続けていく未来に不安を感じるとともに嫌気が差したからです。
僕は海外旅行が好きだったこともあり、海外で働いてみたいという思いが強くありました。
でも日常業務では海外の「か」の字もない仕事、英語を使う機会なんて全くありません。
同じ部署の先輩・上司を見ても海外拠点に異動になる可能性は非常に低いように感じました。
何かを変えなければならない。でも何を変えればいいのか……。
このまま一生同じ仕事をし続けなければいけないのだろうか?今のままでは転職できるようなスキルは身に付かない。ましてや海外なんて…。と漠然とした不安を抱えて毎日仕事していました。
そんな時USCPA資格に出会った
このままではダメだ。そう思った時ビジネスに役立つ資格を取ろうと思いました。
公認会計士、税理士、司法書士、いろいろな資格を調べる中でUSCPAの存在を知ったのです。
商学部卒業なのと簿記2級を持っていたので会計に関する苦手意識はありませんでした。
また企業活動の根幹を支えるお金の流れに興味があったので、できれば会計関連の資格がいいなと思っていた時でした。
USCPAの魅力はコレだ!
USCPAの魅力は幅広い分野の知識が身に付くことと英語力が鍛えられること、そしてその資格を持っていることで、それらの能力を証明することができることです。
USCPA試験の科目は
- 財務会計(inancial Accounting & Reporting、FAR)
- 監査及び証明業務(Auditing & Attestation、AUD)
- 諸法規(Regulation、REG)
- ビジネス環境及び諸概念(Business Environment & Concepts、BEC)
の4つなのですが、この中にビジネスに必要な幅広い内容が含まれています。
例えば、BECには管理会計、ミクロ、マクロ経済学、コーポレートガバナンスに加えITに関する知識も問われます。
これらビジネス関連の知識を英語で学習するということで、英語とビジネス、両方の勉強ができるんですね。
そして、この資格を持っているということは、これら知識を持っていることの証明になるのです。
英語でビジネスをするっていうとすごく難しく感じると思います。
でも、マネージャークラスでハードな交渉が要求される仕事と、事務作業をする仕事では求められる英語力に差がありますよね?
限定された状況下において求められる単語や表現って結構限られます。
そして、この資格を勉強すれば、効率よく必要な英語を習得することが出来るのです。
また、USCPAの資格を持っているとアメリカ以外の国でも会計士業務に携わることが出来たり、世界中に活躍の場が広がっていることもUSCPAを目指す理由の一つに挙げられます。
米国公認会計士だからと言ってアメリカでしか働けないわけではないんですね。
僕はどちらかというと成長著しいアジアで働いてみたいという思いが結構強いので、日本の公認会計士資格を取得するより米国公認会計士の方が、自分には合ってると思いました。
そして今再び会計の道へ
僕はUSCPAライセンスを取得してから、日本を出てしまったので、会計士として仕事をしたことはありませんが、この度KaikeiZineさんからお仕事を依頼していただき、再び会計に携わることができました。
会計士としての仕事とは異なりますが、この資格を持っていたからこそいただけた仕事ですし、この仕事を通して海外で働くということ、会計士として働くということを真剣に、深く考えていけたらなと思っています。
実際会計や税という切り口で世界を覗いてみると、漫然と旅しているだけでは見えないものが見えてくるんですよね。この仕事をもらってすぐに実感してびっくりしました。
そんな感じで連載をしていくつもりなのでKaikeiZineでもよろしくお願いいたします。
以上、三矢(@hideto328)でした。それでは!
- KaikeiZineでの連載:旅人会計人 地球紀行
- 僕がUSCPAの勉強をした予備校:USCPAを目指すならアビタス。
- USCPAについてより詳しく知りたい方は:米国公認会計士(USCPA)の魅力と試験の概要・難易度、オススメ予備校など
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