どうも三矢(@hideto328)です!
僕がこの旅に出て驚いたことのひとつがマレーシアの料理の美味しさです。
マレーシアでは至るところに屋台が出ており一品100円位(MYR3~5)から食べることができます。
そんなマレーシアの中でも美食の街として名高いのが、タイとの国境に程近いペナン島。
タイから南下してきた僕が最初に訪れたマレーシアの都市がそんなペナンでした。
あまりの美味しさと安さに1日5食食べていた僕がそんなペナンのオススメ絶品料理を独断と偏見でまとめてみました。
- 絶品海鮮焼きそば!チャークイティオ(炒粿條 / Char Kway Teow)
- 最強のラクサとの呼び声高いアッサムラクサ(ペナンラクサ / Laksa)
- 2つのバリエーションが楽しめる!ワンタンミー(雲吞麺 / Wantan Mee)
- カキと卵のハーモニー!フライドオイスター(蠣煎)
- エビの出汁が効いたさっぱりホッケンミー(福建麺/Hokkien Mee)
- 中華とインドの夢のコラボ!カリーミー(咖喱麺 / Curry Mee)
- 小腹がすいたとき気軽に食べられるロティ・チャナイ
- 本場を越えた!サモサ
- 街歩きに疲れたらほっと一息アイスカチャン(Ais kacang、Ais Batu Campur、ABC)
- ペナン中心地は世界遺産で観光にももってこい
- まとめ:ご飯を食べるためだけでも行きたい、それがペナン
絶品海鮮焼きそば!チャークイティオ(炒粿條 / Char Kway Teow)
三矢的絶品マレーシア料理堂々の第一位!それがチャークイティオ。マレーシアのどこでも食べられますがペナン発祥と言われています。
チャークイティオはきしめんのような平たい麺を海鮮や野菜と炒めた料理。この幅広米麺がモチモチしていて美味しいのです。
プリップリのエビ、ふわふわたまご、アクセントになるシャキシャキもやしが絶妙なハーモニーを奏でます。
ペナンで何食べようか悩んだらとりあえずこれ頼んどけば間違いなし。
最強のラクサとの呼び声高いアッサムラクサ(ペナンラクサ / Laksa)
ラクサはマレーシアを代表する麺料理。ココナッツが強いものや生もやしと胡椒が効いたものなど地方によってスープが違い、ペナンラクサ、ニョニャラクサ、サラワクラクサなど地方によって色々な名称があります(なんだか日本のラーメンみたいですね)。
その中で1番美味しいと言われているのがペナンラクサ。
ラクサと言えば基本的にはココナッツミルク仕込のちょいスパイシーな麺類ですが、ペナンのアッサムラクサはタマリンドジュースと唐辛子を使った酸味と辛味が特徴の変わり種。ペナンで唯一の魚ベースのスープです。
青魚の身をミキサーにかけ、レモングラス、唐がらし、アッサム(タマリンド)で煮詰めたものをベースに、スライスオニオン、きゅうり、レタス、チリなどがトッピングとして供されます。
2011年CNNが選ぶ「世界の美食ベスト50」第7位に認定され、現地のパンフレットではこれを食べずにはペナンに来たとは言えない!(意訳)とまで言われる一品です。
独特のにおいと酸味で好き嫌いの分かれる味ではありますが、せっかくペナンを訪れたのであれば一度はチャレンジして欲しい料理です。
2つのバリエーションが楽しめる!ワンタンミー(雲吞麺 / Wantan Mee)
さっぱりしたスープが特徴のワンタンミーは多くのところでスープかドライかが選べます。
麺は卵の入った中華麺。細麺のラーメンのような食感で、ワンタンはプリップリ。チャーシューも噛めば噛むほど味が染み出てくるようなコク有りチャーシューが多くて食べてるそばから笑顔がこぼれてきます。
ワンタンミースープはさっぱりしたラーメンのような味でフライドガーリックがいいアクセントになっています。
ドライの場合ワンタンは別皿でスープと一緒に供されることが多いです。この場合麺は甘辛のソースと絡められて出てきます。このスープをドライミーに少し入れて絡めて食べるのが通なのです。
どちらも美味しいのでその日の気分に合わせてドライとスープを食べ分けましょう!
カキと卵のハーモニー!フライドオイスター(蠣煎)
マレーシアの屋台料理の中では圧倒的に高い料金(SサイズRM8)ながらも新鮮なカキを卵と炒めたフライドオイスター(蠣煎、オーチェン)は値段の価値ある逸品です!
まあ、牡蠣と卵を掛け合わせたらその瞬間に勝利を確信するよね。間違うはずがないよね。
牡蠣のコクのある旨味が卵に閉じ込められていて口に含むと一気に広がります。噛みしめるごとに牡蠣の旨味がふわっふわな卵が混ざり合ってThe至高。スイートチリソースで味変するのもおつなもの。
白飯の上に載せて丼にしたら軽く2合はいけちゃいそうな料理なのです。
エビの出汁が効いたさっぱりホッケンミー(福建麺/Hokkien Mee)
クアラルンプールなどでホッケンミーと言えばソース焼きそばのようなものが出てきますがペナンではさっぱり海老麺。海が近いペナンならではですね。
はっきり言って別物です。
エビのだしがとにかく強烈で一口スープをすすっただけで口の中が幸せで満たされます。KLでもホッケンミーを食べましたが味はペナンのホッケンミーの圧勝!海老の旨味と塩味の効いたスープが麺に絡んで絶品なのです。
お好みでピリ辛ペーストを混ぜて召し上がれ。
中華とインドの夢のコラボ!カリーミー(咖喱麺 / Curry Mee)
中華の麺とインドのカレーの夢のコラボレーション。
マレー人、華僑、印僑が入り混じったマレーシアならではのこれぞマレーシア料理の真髄かもしれません。
日本のカレーうどんのようなこってりしたカレーではなくカレー自体は東南アジアのカレーのようにココナッツミルクの効いたサラッとしたカレーで、それ故に麺によく絡んで美味い!サラりとしている中にもコクのあるカレースープが麺と絡んで絶品なのです。
中国でもインドでもなかなかお目にかかれないこの一品ペナンでぜひご賞味あれ。
小腹がすいたとき気軽に食べられるロティ・チャナイ
マレーシアを代表するスナックがロティ・チャナイ。南インドのパラタのように何層にも重なったパンのような代物で、ちぎってカレーをつけて食べます。
驚異的なのがそのお値段。場所を選べばなんとたったのMYR1(約30円)で食べることができます。そのため朝食にも、小腹が空いたときのおやつにももってこい。
ロティ・チャナイを売っている食堂はだいたいテタリ(マレー風激甘ミルクティー)も置いていますので一緒にいただきましょう。
本場を越えた!サモサ
カレーを生地で包んで揚げたサモサはインドの代表的なスナックですが、ここペナンのサモサは本場インド以上!
多分油が違う。ベタついてないでカラッとしてる。しかもインドより清潔なのでお腹を壊すんじゃないかという不安もあまり感じません。
インド人街に行けばサモサに限らずカレーもインドより美味しいインドカレーが食べられます。
街歩きに疲れたらほっと一息アイスカチャン(Ais kacang、Ais Batu Campur、ABC)
炎天下の下を歩き疲れたときはこれ!
マレー版かき氷にはフルーツやゼリー、スイートコーンなどが盛りだくさん。カチャンとは豆のことで甘く味付けされた豆がたくさん入っています。
アイスカチャンは屋台ではABCと書かれていることも多いのですがこれは「Ais Batu Campur」の略。
ちょっとお値段が増しますがアイスクリームが乗った豪華版もあり、熱帯の暑さを一撃で吹き飛ばしてくれます。
これに食べ慣れてしまうとシロップを掛けただけの日本のかき氷はきっと物足りなくなることでしょう。
ペナン中心地は世界遺産で観光にももってこい
ペナン島の中心地ジョージタウンは旧イギリス植民地でした。
そんなジョージタウンは、コロニアル建築が数多く残っておりマレーシア南部のマラッカと共に「メラカとジョージ・タウン:マラッカ海峡の歴史都市」としてユネスコの世界遺産リストにも登録されています。
洋風の建物に教会、中華風の建物に寺院、ヒンドゥー寺院にイスラム教のモスクなどが混然一体になっているペナンはフラフラ街を歩いているだけでも楽しめます。
まとめ:ご飯を食べるためだけでも行きたい、それがペナン
実は僕が一番好きな東南アジア飯がマレーシア料理。
マレーシアに行くまで東南アジアで一番料理が美味いのはベトナムだと信じて疑わなかった僕でしたが、マレーシアで最初に滞在したペナンでその考えは完全に打ち砕かれました。
今でも東南アジアに限らず世界でも一番料理が好きな国の一つです。
正直言ってペナンはその美味しいご飯を食べに行くだけでも行く価値あると思ってます。
今回は9種類厳選して紹介しましたが、9種類まで絞り込むのは苦渋の選択でした。紹介できなかったけど美味しい料理がとにかくたくさん!
マレーシアの屋台ではSやLなど料理のサイズが選べることが多いので小さいサイズを選んでいろいろ食べ歩きするのもおすすめです。
ペナンに寄られた際はこの記事でオススメしている料理にぜひ挑戦してみてください!
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