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アフリカ旅行初心者にセネガルをおすすめする5つの理由

セネガルの世界遺産サンルイ島の街並み セネガル
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どうも!三矢(@hideto328)です。

今回はセネガルという国をバックパッカー目線で紹介します。

結論から言うとタイトルにもある通りセネガルはアフリカ旅行初心者におすすめな国なのです。

それではセネガルの魅力について説明していきます。

セネガルの基本情報

  • 首都:ダカール(Dakar)
  • 公用語:フランス語
  • 通貨:CFAフラン(セーファーフラン、XOF、1ユーロ=655.957CFAフランで固定、1フラン約0.19円)
  • 時間:GMT+-0:00(日本との時差9時間)
  • ビザ:不要

セネガルはアフリカの西のはずれの国

まずセネガルがどこにあるのか知らない人も少なくないと思います。

セネガルはこちら。アフリカ大陸の西のはずれにあり、アフリカ大陸最西端もセネガルの首都ダカールにあります。

北はモーリタニア、南はギニアビサウ、ギニア、東はマリと国境を接しています。そして特徴的なのがセネガルの国の中にすっぽり包まれるようにガンビアという国があります。

いわゆるサブサハラといわれるサハラ砂漠以南に位置し、国土の大半が砂漠で覆われているモーリタニアとは異なり、セネガルは緑で溢れています。

サブサハラは昔はブラックアフリカとも呼ばれていましたが、差別的な意味合いがあるため最近ではサブサハラと呼ばれることが多いみたいです。

モーリタニアから陸路で南下してくるとその景色の変わりように驚かされます。

セネガルは旧フランスの植民地

セネガルの世界遺産サンルイ島の街並み

セネガルの世界遺産サンルイ島の街並み

アフリカにある国を知る上で切っても切れない関係にあるのが旧宗主国、どの国の植民地だったかです。

セネガルはフランスの植民地でした。そのため公用語はフランス語。今でも英語はあまり通じず、フランス語が必要です。

そして通貨は西アフリカの共通通貨であるCFAフラン(セーファーフラン)を使用しています。CFAフランは1ユーロ=655.957CFAフランで固定されており、日本円とCFAフランの関係は日本円とユーロの関係に左右されます。

詳しくは後述しますが、フランスの植民地だった関係から美味しい食べ物が多いこと、フランス植民地時代の建物が観光スポットとして多く残っています。

ゴレ島の砦から見下ろすゴレの港

奴隷貿易の拠点だったゴレ島の港

セネガルの魅力

それではセネガルを初アフリカ旅行にお勧めする理由を紹介していきます。

魅力1:観光スポットが多い

いくら治安が良くて旅行が簡単でも、魅力ある見どころが少なければ旅行先の選択肢には加わらないですよね。

セネガルは西アフリカの中でも有数の魅力ある見どころにあふれる国。

セネガルにはかつて奴隷貿易の拠点として栄えた負の歴史を持つゴレ島、フランス領西アフリカの首都として最初に植民されたサン=ルイ島など5つの世界文化遺産と2つの世界自然遺産があります。

ゴレ島の港と海と舟

ゴレ島の港と海と舟

湖全体がピンクに色づく湖ラック・ローズ(Lac Rose)もフォトジェスポットとして人気。

セネガルのピンクの湖ラックローズ

セネガルのピンクの湖ラックローズ

全体がほんとにピンクに色づく姿を見るのは条件がそろわないと見れないためなかなか厳しいですが、端の方は目で見てもはっきりピンクだとわかるくらい色づいていました。

セネガルのピンクの湖ラックローズの端の方

セネガルのピンクの湖ラックローズの端の方

この湖は塩湖で海よりも塩分濃度が高いため死海のように浮くことができます。また、塩を採掘している様子を見学したり、ボートで湖面を散策することもできます。

数々のキレイなビーチもたくさんあります。

セネガルの隠れたリゾート地ンゴール島のビーチ

セネガルの隠れたリゾート地ンゴール島のビーチ

私は雨季が来てしまったため飛ばしましたが、ダカールとガンビアの間にある海岸線沿いにプティコートと呼ばれるエリアがあり、ビーチのキレイなリゾートがいくつかあるようです。フランス人もバカンスに訪れるようですよ!

さらには北朝鮮企業が作った巨大な像まであるのです。

セネガルにある北朝鮮が作った巨像アフリカ・ルネサンスの像

セネガルにある北朝鮮が作った巨像アフリカ・ルネサンスの像

魅力2:ご飯が美味しい

おからのピリ辛セネガル料理スープカンジャ

おからのピリ辛セネガル料理スープカンジャ

旅行先で大事なのが食事のおいしさ。非常に意外に思われるかもしれませんが、セネガルは美味しいご飯がたくさんある国。フランスの植民地だった影響かもしれません。

僕がセネガルと聞いて真っ先に思い浮かべるのが美味しい食事の数々です。

セネガル人はお米を主食として食べ、魚が採れるので日本人の口にもよく合います。

セネガル料理の筆頭は魚の炊き込みご飯「チェブジェン」。魚の出汁が染み込んだご飯にホクホクの野菜、そしてなんといっても魚。日本人にはたまりません。

セネガルの国民食チェブジェン

セネガルの国民食チェブジェン

他にも玉ねぎを煮詰めたソースを肉や魚にかけていただく「ヤッサ」やオクラを煮込んだホロホロピリ辛ソースをご飯にかけて食べる「スープカンジャ」など、セネガルは美食の宝庫です。

あと海が近くにあるためかウニやカキも安く手に入ります。私は友人とご飯を炊いて持って行って海っぱたでウニを買いウニ丼を作りました。12個買っても200~300円です!

食べ物だけでなく飲み物も美味しいのがセネガルの素敵なところ。ハイビスカスジュースやバオバブジュースなど日本ではなかなかお目にかかれない材料を使ったジュースが軒先で売られていてそのどれもが数円から数十円と格安で買うことができます。

魅力3:ダカールには日本人宿もある

ダカールの日本人宿「和心」の外観

ダカールの日本人宿「和心」の外観

初アフリカ旅行だと心配なこともたくさんあると思いますが、セネガルならそれも無問題。なぜならセネガルの首都ダカールには日本人宿が2軒もあるから。

一軒目はこのブログでも何度か紹介している「和心」さん。日本食堂も経営していて和食も食べることができます。

和心の原田さんと小林さんは「ダカールTV」というYoutubeチャンネルでダカールの日常を紹介されています。

ダカールTV

そしてもう一軒が山田さんがオーナーの「シェ山田」。山田さんは地球の歩き方が存在しないセネガルのガイドブックを独自に作って販売もされています。

2021/10/28 シェ山田のウェブサイトが閲覧不可能になっていたのでリンクを削除しました。

どちらもドミトリー、高速WiFi完備な上、セネガル国内、西アフリカ諸国の情報が日本語で手に入るので快適な滞在が約束されています。

問い合わせ&予約はこちら
和心公式サイト

魅力4:アフリカの中では治安がいい

アフリカ旅行というととにかく心配になるのが治安の問題ですよね。

マリ国境など一部行かない方がいい地域はありますが、主要な観光地は基本的に治安がいいです。

私がセネガルを訪れた2016年5月、日本大使館に治安情報を聞きに行った際も一般治安は非常によく、スリなどには注意しなければいけないが、強盗や殺人などの凶悪犯罪はまれであるといわれました。

ギニアやケニアのように不良警官が賄賂目的で絡んでくることもなく夜遅くに出歩かなければ、危険な目にあうこともほとんどありません。

これはアフリカ初心者にとって非常に安心できる点だと思いますし、セネガルをアフリカ初心者にお勧めする大きな理由のひとつです。

渡航前に外務省が出している最新の安全情報には目を通しておきましょう。

魅力5:ビザが不要

世界で一番ビザなし入国できる国の多い日本パスポートですが、アフリカだけは例外。多くの国でビザの取得が必要です。

そして、ビザ代が高いのもアフリカ旅行の厳しいところ。アフリカを旅行していると$50だとビザ代が安く感じるようになってきます。

そんなアフリカにおいてセネガルはビザなし入国ができる数少ない国。これもうれしいところです。

セネガル旅行の注意点3つ

ここまでセネガルの魅力を紹介してきましたが、注意点もいくつかあります。

英語があまり通じない

まず、セネガルはフランス語圏なので英語があまり通じません。これまで英語が通じない国を旅行してきた経験が少ない人にとっては高いハードルに感じてしまうかもしれません。そんな時は、フランス語会話集を持っていきましょう。

おすすめは私が実際に使っているJTBの会話集。

私が初めて仏語圏を旅行した時(2012年チュニジア)に持っていきましたが使い勝手のいい例文が多くかなり役に立ちました。

夜は遅くまで出歩かない

これはセネガルに限ったことではなくアフリカ旅行全体の注意点ですが、夜は治安が悪化するのであまり出歩かない方がいいです。

ダカールの日本大使館に治安情報を聞きに行った時も、「日中は基本的にどこに行っても安全だが、日没後は出歩かないほうがいい」と言われました。

私もなるべく暗くなる前に宿に帰るようにしています。アフリカの中で比較的治安のいいセネガルでその習慣を付けることは今後アフリカの他の国を旅行する上でも役に立つことでしょう。

私がアフリカ旅行で気を付けていることは「アフリカに来てから変えた旅行の仕方3つ」の記事でまとめてあります。

移動が大変

セネガルのセットプラス

セットプラス

他のアフリカ諸国と比べるとまだマシな方ではありますが、セネガルの都市間移動は結構大変です。

セットプラス(7 place)と呼ばれる運転手を除いて7席(助手席+3+3)の乗り合いタクシーで最後列はタイヤの分狭くなるのでかなり窮屈です。

セネガル人のおばちゃんはデ…ふくよかな方が多いので真ん中の列でも油断は禁物です。

まとめ

私が初めてサブサハラと呼ばれる地を訪れたのは2016年のセネガルだったのですが、セネガルでウォーミングアップをしたおかげかその後の西アフリカ周遊旅行も比較的順調に進めることができました。

セネガル人は親切な人が多く、これまで私が抱いていた黒人=怖いという偏見が取り除かれた思い入れのある国です。

もしセネガルに興味を持たれたらぜひ現地に行って感じてみてください!

セネガルに行きたくなったら
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セネガル
三矢英人

バックパッカー/トラベルライター/チェコ親善アンバサダー2018/米国公認会計士(USCPA-Inactive)

1986年神奈川県生まれ。「行きたいところに行き、見たいものを見て、食べたいものを食べ、飲みたい酒を飲む」をモットーに2013年11月から2019年4月まで無帰国長期旅行していました。

≫詳しい自己紹介はこちら

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